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15 gennaio 2008
■足を延ばすと/近郊編 |
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イヴレアはトリノから電車で1時間ほどの、ピエモンテの北端、ヴァッレ・ダオスタ州との境にある小さな町。ローマ帝国の植民地であったという歴史のある古い町並みを訪ねるのもいいけれど、なんといってもお勧めは、2月のカーニバルだ。 カーニバル(謝肉祭)はイタリア語でカルネバーレと呼ばれ、ヴェネツィアやヴィアレッジョのそれは世界的に有名だが、イタリア三大カルネバーレとして忘れてはいけないのがイヴレアのカーニバルだ。 特に必見はバッターリア・デッレ・アランチェという、オレンジ投げ合戦。町の人々が山車に乗った「貴族チーム」と地上からの「民衆チーム」に分かれ、生のオレンジをぶつけ合うというイベントだ。使用されるオレンジの量は、40万キロとも言われる。 もともとは中世の頃、白いんげん豆をぶつけあっていたのが原型と言われている。地主たちが貧しい人々に、この地方でよく食べる貴重な蛋白源の白いんげん豆を施すときに、からかい気味に投げつけたりしたのが始まりとか。それがナポレオン統治の時代に、貴族と民衆の確執をカルネバーレのゲームとして丸く治め、いつの間にか白いんげんがオレンジに変わった。今ではカルネバーレの時期の3日間、総勢3000人以上の人々が対戦するようになったのだ。 ちなみに、今でもカルネバーレを象徴するご馳走は、ファジョーリ・グラッスィFagioli Grassiという、白いんげん豆を豚の皮などと煮込んだ料理だ。 硬いオレンジを力いっぱい投げ合うオレンジ合戦。当たればオレンジの実がはじけ散って、体中がオレンジに染まる。顔を腫らしている戦士もいる。会場となる広場は、オレンジの香りが充満し、オレンジのカーペットを敷き詰めたようになる。そんな様子を間近に見るのはとてもエキサイティング。 見学用のスペースはネットで仕切られてオレンジが飛んでこないようにはなっているが、万が一(?)に備えて赤いものを用意したほうが身のためかもしれない。「赤いものを身につけている人は狙わない」という昔からの仁義があるのだから。 ◆2008年の主なスケジュール◆ ○1月20日(日) 10:00〜 オッティネッティ広場Piazza Ottinettiにて「FAGIOLANDIA」 巨大鍋に用意される500キロもの"ファジョーリ・グラッスィ"他、この地方の郷土色が振舞われる。 ○2月2日(土) 21:30〜 チッタ広場Piazza di Citta'、市庁舎Palazzo Civicoにて歴史的仮装とオレンジ投げ選手たちの行列スタート★結婚初夜は花婿ではなく統治者である伯爵と過ごすべしという中世の掟に反対し、伯爵の首を刎ねて自由を勝ち取った粉挽き娘の美女・ヴィオレッタを始め、カルネバーレの間だけ市長の代わりを果たす将軍役などが、ナポレオン時代の衣装を着て練り歩くパレードも必見。 ○2月3日(日)14:00〜 チッタ広場Piazza di Citta'にて歴史的仮装行列スタート。14:15〜 町の広場にてオレンジ投げ合戦開始 ○2月4日(月)14:15〜 町の広場にてオレンジ投げ合戦 ○2月5日(火)14:00〜 チッタ広場Piazza di Citta'にて歴史的仮装行列スタート。14:15〜 町の広場にてオレンジ投げ合戦
<電車>トリノ・ポルタスーザ駅、またはポルタ・ヌォーヴァ駅よりイヴレア行き、またはキヴァッソ(Chivasso)行きかミラノ行きに乗り、キヴァッソ乗り換え。1時間に1、2本。所要時間約1時間。 <バス>GTT(www.gtt.to.it)やSADEM(www.sadem.it)など各社がバスを運行しているが、本数も少なく、時間も限られている。 ■イヴレアのカルネバーレについての問い合わせ Consorzio per l'Organizzazione dello Storico Carnevale d'Ivrea イヴレア・カルネバーレ・オーガナイズ協会 住所: Antico Palazzo della Credenza 10015 IVREA (TO) Fax: 0125 641521 URL: http://news.carnevalediivrea.it E-mail: contatti@carnevalediivrea.it |
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