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メラーノ市長 ギュンター・ヤヌス氏へのインタビュー
JITRA:市長さん、メラーノ市とその近郊について教えてください。
市長:メラーノは、イタリア北東部 トレンティーノ・アルト・アディジェ州ボルツァーノ県にある町です。オーストリア国境に近く、南チロルと呼ばれる地域にあります。
ここはとても素晴らしい場所です。ヴェノスタ渓谷Val Venostaとパッシリア渓谷Val Passiriaが開けた盆地に位置し、ボルツァーノの町からやって来ると、息を飲むような風景が待ち構えています。北にはテッサ山塊の稜線が浮かび、東にサレンティーニ山、そして西にウルティモ峡谷の山々がそびえています。
町はボルツァーノ空港から20キロのところにあり、スキー場など魅力あふれるアクティビティができる場所から車で数分です。
メラーノの町は、温泉地としても知られています。
JITRA:メラーノ市の観光面での特徴は何でしょうか?
市長:メラーノを訪れる人は、地中海性の格別に穏やかな気候と、美しい自然の風景に抱かれます。それと同時にメラーノは、歴史、芸術、文化の豊かな町でもあります。伝統が持つ価値と、市民やバカンスに訪れるお客様が求めるモダン性。これらをうまく調和させることができる町です。
JITRA:では、さっそくメラーノで見逃してはならない場所、イベントを教えてください。
市長:メラーノの魅力は数え切れず、わずかな言葉で要約するのは不可能です。いくつかをここでご紹介しましょう。
まずは、町の中心地にあるクアハウスKurhaus。温泉地メラーノのシンボルです。19世紀後半に建てられたリバティ様式のエレガントな建物で、今でもパーティーやコンサート、イベントなどに利用されています。
クアハウスが歴史を感じさせてくれるなら、新しくできたメラーノのテルメTerme di Meranoは現代的ウエルネスのシンボルです。キューブが特徴的な建築も見所です。隣接するカフェと合わせ、メラーノ市民や観光客のオアシスとなっています。
穏やかな気候のおかげで、メラーノには1800年代にすでにヨーロッパ各地からのお客様が訪れていました。そのうちの一人がオーストリア帝国皇后エリーザベトでした。メラーノには彼女が冬のレジデンスとしてつくったトラウマンスドルフ城があり、現在その周りには12ヘクタールに及ぶ植物園Giardini di Castel Trauttmansdorffが広がっています。世界中から集められた植物など美しい緑が、訪れる人を楽しませてくれます。城には観光博物館Touriseumも設けられています。
それから、1900年に開場したプッチーニ劇場Teatro Pucciniや、もともとは中世のお城で、その後1800年代にゴシック風に改修されたプリンチペスコ城Castello Principescoもあります。
ポルティコが特徴的な歴史的中心地や、たくさんの公園、パッシリオ川沿いの遊歩道Passeggiata Lungopassirioを歩くのも良いと思います。また、医者で植物学者だったタッペイナーの発案でできた4キロにわたるタッペイナーの道Passeggiata Tappeinerやジルフの道Gola della Gilfもおすすめです。
詳しいことをお知りになりたい方は、市のウエブサイトのこのページをご覧ください。 http://www.comune.merano.bz.it/it/infocitta/attrazioni.asp
イベントですが、一年を通じて様々な催し物があります。大きなものとして、毎年パスクワの時期に開かれるアヴェリネージ馬の競馬Corse dei cavalli avelignesi、トラウマンスドルフ城でのワールドミュージックフェスティバルFestival di World MusicやメラーノジャズMeranojazzなどの春から夏にかけての一連の音楽イベントが挙げられるでしょう。秋には今年で150回目となる葡萄祭りFesta dell'Uvaがありますし、クアハウスではワインフェスティバルWinefestivalが開かれます。
そして、忘れてはならないのが、毎年11月末から1月初頭まで開催されるメラーノのクリスマス市Mercatino di Nataleです。
市では今年の主なイベントをリストアップしました。こちらをご覧ください。 http://www.comune.merano.bz.it/it/download/HL11_it.pdf
JITRA:市長さんおすすめのお店や特産品を教えてください。
市長:メラーノの食文化は、国境エリアの町に典型的な特徴があります。この町は昔から文化と経済の十字路であり、それが食卓の上にも表れているのです。つまり、メラーノでは、チロル料理を出すレストランもあれば、イタリア料理のレストランもあり、さらにはインターナショナルな料理を提供するレストランもある。それらが共存しているのです。市長としてひとつのお店だけを挙げるわけにいきませんから、こちらのページを見ていただくことにしましょう。
http://www.meran.eu/it/enogastronomia/index.php
同様に、メラーノの商店も多様です。伝統工芸品店の横に、グルメな人向けの食材店があるかと思えば、高級ブランドのブティック、トラッドから最新流行の衣料品店、あるいは宝石店、はたまた本屋もあります。果てしなくショッピングをお楽しみいただけるでしょう。是非このページをご覧ください。 www.merano.eu
JITRA:最後に市長さんから日本の旅行者のみなさんにメッセージをお願いします。
市長::「つゆのたま、ひとつひとつに、ふるさとあり。Perle di rugiada / in ognuna vedo / il mio villaggio」。巨匠小林一茶のこの素晴らしい俳句を、私たちの町にいらっしゃる日本人旅行者の皆さまに捧げます。そして、皆さまがあたたかく迎えられ、この土地の大小さまざまな美しさを味わっていただけるよう願っています。
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