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15 giugno 2007
■おすすめ一日観光コース |
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イタリア半島をブーツの形に見立てると、丁度"かかと"の辺りにあるプーリア州の町、レッチェ。イタリア鉄道の最終駅でもあり、ラテン語でFinibus Terrae"地の終わるところ"とも呼ばれているディープな南イタリア。そんな所に位置しながらも洗練されたエレガントな町として、欧米の観光客が多く訪れる。 この町の見所は、何と言ってもレッチェ風バロックの教会やパラッツォPalazzoと呼ばれる大邸宅巡り。町を特徴付けている蜂蜜色のレッチェ石があったからこそバロックが活き、バロックがあったからこそレッチェ石の特徴が活かされた。旧市街地の葉脈のような路地を迷いながら、角々から目に飛び出てくるハプニングを楽しんで。町は"大きな村"とも呼ばれ、朝に夕にそして夜にものんびりとお散歩ができるから。 私のレッチェ案内はカルロ5世城Castello Carlo Vから。11Km先のアドリア海から侵入してきた敵に対する防御の城で、今では埋め立てられている堀や跳ね橋がその名残。レッチェから南東に45Km下がったところには、半島で唯一オスマントルコ軍に侵略(1480)されたオートラントが控えているのである。このカルロ5世城から北側が新市街地でショッピングを楽しめるが、案内は南側の旧市街地へ足を向けよう。 "旧市街地のサロン"とも言われる聖オロンツォ広場Piazza S'Oronzoに入るとまず最初に目に入るのが、ローマ帝国時代の円形闘技場跡Anfiteatro Romano。建設は2世紀と見るのが大方の説。収容人数は2万人とも2万5千人とも言われていて、何階建てだったかも不明。ローマのコロッセオのミニチュアと言えば中で何が行われていたかもご想像の通りで、現在目に出来るのは4分の1のみ。残りの部分は広場を取り囲む建物の下に眠っている。 広場に入るとレッチェの守護聖人聖オロンツォの円柱Colonna di S'Oronzoが市民に祝福を与えている。この円柱はローマから伸びるアッピア街道の終点ブリンディシに在ったのをレッチェが勝手に持ってきてしまったもの。そして四角い建物が2つ。大きいガラス張りはセディーレSedileで、1851年まで市長が実際に執務していた。小さい建物は聖マルコ礼拝堂Chiesetta di S'Marcoで、ヴェネツィアから移り住んできた人たちが故郷を偲んで建てた。
写真トップ: 大聖堂の美しいファサード
上左: 円形闘技場跡、右: レッツェ風バロックを代表するサンタ・クローチェ教会 広場からヴィットリオ・エマヌエレ通りCorso Vittorio EmanueleUに入って大聖堂へと向かう。ウインドーショッピングに気を取られてばかりいないで、左右の大邸宅のバルコニーにもバロックが満載! まず最初は、聖オロンツォ以前の町の守護聖人だったサンティレーネ教会Chiesa di S.Irene、更に進んでいくと突然大聖堂広場Piazza Duomoが。元々ここはローマ帝国時代のフォロ(広場)があったところで、大聖堂拡張の時に鐘楼と神学校を作ったために左右にあった入り口がふさがれ、広場というよりは中庭という感じ。高さ約70mの鐘楼Campanile、大聖堂Duomo、司教館Pal. Vescovile、元神学校Seminarioと、時代と建築家を変えながらもバロック建築の競演。ライトアップされた夜景もロマンチックなので夜のお散歩もお勧め。 大聖堂広場を出て左、リベルティーニ通りVia G. Libertiniを行くとルーディエ門Porta Rudie手前にロザリオ教会Chiesa di Rosarioがあり、大聖堂広場からまっすぐ伸びるパルミエーリ通りVia Palmieriを進むとナポリ門に向かう途中にはマレーゼ邸Pal. Marrese、パエジエッリ劇場Teatro Paesielli、サンタ・マリア・デッラ・ポルタ教会Chiesa di S.Maria della Porta。そしてナポリ門Porta Napoli(別名 凱旋門)を出るとオベリスクObeliscoがある。 再び門から旧市街地に戻る。ナポリ門からまっすぐ伸びる道サヴォイア通りVia Principe Savoiaの教会や大邸宅を眺めながら道なりに右に曲がっていくと、もうサンタクローチェ教会は目の前。その少し手前に今では市役所になっているアドルノ邸Palazzo Adornoがあり、入り口部分だけなら見学可能なので躊躇せず入って。 さて、お待ちかねサンタ・クローチェ教会Basilica di S.Croce。隣接する元チェレスティーニ修道院Convento di Celestiniとの調和が見事である。建設に150年以上の歳月をかけ4人の建築家が関わり「レッチェバロックの至高の体現」とも呼ばれるだけあって、これでもかと溢れるばかりのバロック彫刻で正面ファサードが飾られている。内部はバロックながら石だけでできているので意外とスッキリした印象だが、よくよく見ると石の柔らかさを最大限に活かした彫刻が。 ここまでくれば、オロンツォ広場までカルタペスタ(紙の張りぼて人形)工房をいくつか覘きながら5分のところまで戻ってきている。広場からビアージョ門Porta S.Biagioに向かうコンティ通りVia Pal. Dei Conti di Lecceは、昼間はサンタ・キアラ教会Chiesa di S,Chiara、ローマ劇場跡Teatro Romano、上下で凹凸があるサン・マッテオ教会Chiesa di S.Matteoや大邸宅見学。夜は若者達で賑わうパブ通りに変貌。ローマ帝国やそれ以前のメッサピMessapi文明に興味のある方は、県立シジスモンド博物館Museo Prov.le Sigismondoまでもここからスグだ。
■アクセス<鉄道> ローマ・テルミニ駅からレッチェ駅までユーロスターESで6時間強。夜行電車もミラノ(11時間)やローマ(8時間半)から到着。駅は旧市街地に近く、駅前の街路樹の植わっているクアルタ通りVia O. Quarta'をまっすぐ信号に向かって歩き、渡ればもう旧市街地。大聖堂広場の裏に出る。(http://www.trenitalia.com) また、プーリア州各地を結んでいるスッドエスト線Ferrovia del Sud-Estも同駅発着。スッドエスト線の切符売り場は1番線の端にあります。(イタリア内からのフリーダイアル800 079 090) <長距離バス> 停留所は外周道路チルコンヴァラッツィオーネVia U.Foscoloになり、ローマ/ミラノ/ナポリ/シチリア/トスカーナ州各地と結ばれています。 http://www.marino.bus.it http://marozzivt.it <空港> 最寄の空港は、ブリンディシ(空港コード:BDS)。レッチェまで市が運営するシャトルバスもしくは旅行会社が手配する予約制乗り合いバスで30分。 - 市運営バス: 空港からの始発 6:20、最終 19:00 1日6本 5ユーロ - 旅行会社Crusi Viaggi(オロンツォ広場内): Tel 0832-305522 / 339-2800328(携帯) もしくはhttp://crusiviaggi.itのHP上の「AIR Shuttle」から予約。乗客が1人の場合20ユーロ、2人以上の場合は1人15ユーロ。電話予約にしろオンライン予約にしろ、当日携帯に電話をして確認することをお勧め。 <サレントSalento半島内移動> 夏季限定、"かかと"の部分を網羅する電車とバスがある。 http://www.salentointrenoebus.it もしくは、http://www.provincia.le.it ■ツーリストインフォメーション ■その他 |
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