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私の住む町Travel案内  ジェノヴァ Genova
15 Maggio 2017

■足を延ばすと/近郊篇(2) 
小さな港に沢山の漁船が並ぶ
ちょとノスタルジックな漁師町


カモーリ
Camogli


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二代目案内人 立原 梨夏子



大型クルーザーやヨットなどが寄航し、著名人たちもバカンスを過ごす高級リゾート地のポルトフィーノに対して、その半島の西側にはカモーリ/カモッリという漁師町がある。

街並みはリグーリア海岸沿いの多くの町のようにカラフルな建物が立ち並び、ポルトフィーノ同様に海辺のリゾート感の雰囲気は存分に味わえる。その一方で、その美しさを魅力としたバカンス地という側面のみならず、現在でも夜釣り用の打たせ網やマグロ漁網を使用した漁が行われる、リグーリアの中でも稀少な町のひとつなのだ。たくさんの漁船が並ぶ小さな港の近くには、漁用の網が干してある姿も目に入り、ノスタルジックな印象も。水揚げした魚や塩漬け品、カタクチイワシの販売に従事する漁業共同組合も存在する。

漁師町のカモーリならではのイベントとしては、1952年から行われ、通常5月の第二日曜日に開催される「Sagra del Pesceサグラ・デル・ペッシェ/魚祭」が有名。巨大なフライパンで魚を揚げ、参列者に振舞うというものだ。前日の土曜日のサン・フォルトゥナートの宗教行列で祭は幕開けし、花火の打ち上げに、海辺でかがり火なども行われる。翌日曜の朝、魚とフライパンが祝福を受けた後に、ようやく魚のフリット作りが開始される。

港へは観光用遊覧船の発着はあるが、クルーザーやセールボートは大きさの関係で入港することができないものも多い。船もしくは徒歩でしかアクセスできないというサン・フルットゥオーゾ大修道院へは、こちらからも船が出ている。

漁船が並ぶ小さな港から階段を上ると、左側には、カモーリの絵ハガキによく写っている被昇天の「聖母マリア大聖堂 Basilica di Santa Maria Assunta」、右側には、中世に要塞として建てられた「ドラゴン城Castello della Dragonara/castel Dragone」そして、大砲台が見られる。

夏のシーズンには、海岸線が長いビーチでの海水浴を楽しみに毎年戻る欧米のバカンス客も少なくはないが、海に入ることが目的でなければ、人もまばらな春先や秋に訪れ、ゆったりと海やカラフルな建物のパノラマを眺めながら食事をしたり、海辺のベンチで読書したりするのも、贅沢な心の休息時間になること間違いない。

絵になる町だけに、アートのお店もよく見られるが、目と鼻の先のポルトフィーノに比べて、お値打ち価格でお買い物できるところもやはり嬉しいところである。


足を延ばすと/近郊篇・データ
 

Camogli
カモーリ

■交通アクセス
<列車で>
ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ駅Genova Piazza Principeから、カモ−リ-サン・フルットゥオーゾ駅Camogli-S.Fruttuosoまで、普通列車Regionaleで約45-50分/3.60ユーロ
http://www.trenitalia.com/tcom-en

カモーリ-サン・フルットゥオーゾ駅は、海岸沿いの観光スポットに対して高台にあるが、駅から出て、通りを渡り、左に数メートル進むと下の方に下る階段が見えるので、そこを下り、右の方に直進、建物の間の小路を進んでいくと、海岸沿いに出る。港に出るには、さらに直進する。

<船で>
カモーリの港から、船でプンタ・キアッパPunta Chiappa、サン・フルットゥオーゾSan Fruttuoso、ポルトフィーノPortofino、チンクエ・テッレChinque Terre、ポルトヴェーネレPortovenere行きの船が出ている。また、ジェノヴァGenovaやネルヴィNerviからカモーリCamogli行きの船も出ている。
http://www.golfoparadiso.it/en/

■その他
カモーリ市公式サイト(イタリア語) http://www.comune.camogli.ge.it/hh/index.php
カモーリ観光協会サイト(イタリア語) http://www.camogliturismo.it/


※ジェノヴァへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。
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