ようやく春の気配を感じる今日この頃になりました。今年の冬はイタリアも寒波の影響で、あまり雪の降らないフィレンツェでも大雪が降りました。最近はようやく暖かい日も増えて、春の気配だとのことです。春のフィレンツェはまた素晴らしい。フィレンツェはよくフローレンス「花の都」と呼ばれます。その名の通り、春にはいっぱいの花で町中が華やぎます。何度みても飽きない景色なのです。どうぞ春の美しいフィレンツェの街を機会があればぜひ訪れてください。
さて、フィレンツェは職人の街だということはご存じでしょうか?職人が作り出す素晴らしいメイド・イン・フィレンツェを今回はご紹介します。もちろん、私も通うお店ばかりです。
写真トップ@皮製品専門店「パオロ・カランディーニ」のオーナー&革職人
写真下左A「パオロ・カランディーニ」のコインケース 写真下右B「パオロ・カランディーニ」のしおりや小物類
●独特の皮の加工技術が魅力の「パオロ・カランディーニ」
フィレンツェと言えば皮が有名なのはご存じかと思います。最初にご紹介するのは革職人マエストロ・パオロが作り出す皮小物です。お店は「パオロ・カランディーニ」。私のガイドブックを書いた後移転しましたのでご注意ください。私のお気に入りはコインケース。もう何年も愛用しています。この皮の加工技術は特別だそうで、本物を置いているお店はフィレンツェでも限られているのです。使うごとに味が出て、皮が柔らかくなるのですが、最近パオロに私のコインケースを見せたところ、まだまだ使い込むことが必要なんだとか。
がんばって使い込むことにします(笑)。コインケースは自分の名前を無料で入れてくれたりしますので、さらに愛着がわいてきます。その他、本のしおりや、小物ケース、名刺入れなどが揃っています。安いものではありませんが、長く愛用できるのもお勧めポイントです。
写真下左:C「トゥオールロ」の皮のバック 写真下右:D「トゥオールロ」店内の小物やアクセサリー類
●バックと小物やアクセサリーの楽しい「トゥオールロ」
次にご紹介したいのは皮のバッグと女性がデザインした小物のお店「トゥオールロ」です。イタリアには素晴らしいブランドがいっぱいありますが、私は最近はオリジナルのものが気になっています。ここのバッグブランド、ガブスはまさにオリジナリティの強いものです。ブランドカラーである鮮やかなブルーがバッグのインナーに使われているのも可愛いし、皮と布地を組み合わせたり、バッグの形を変えて楽しむことが出来たり、アクセサリーのようにつけられた飾りもとっても可愛いのです。もう何個ここのバッグを愛用したことか・・・。日本人女性がデザインする小物やアクセサリーもお土産にぴったりです。小さなお店の中にいっぱいディスプレイされていますので、つい寄りたくなってしまいます。
お店には日本人女性もいますので、安心して買い物ができるのもうれしいですね。
写真下左:E老舗手袋専門店「マルテッリ」 写真下右:F「マルテッリ」の店頭で
●1967年創業の老舗の手袋専門店「マルテッリ」
私が必ず友人を連れて行くお店、そして買ってきてほしいとのリクエストをもらうナンバーワンが次に紹介する皮のお店です。それは「マルテッリ」、手袋のお店です。1967年創業の老舗店で、マルテッリ家の伝統を守った手作業を今でも続けています。お店に入ると、ものすごい種類の手袋があって迷ってしまいます。サイズがわからない??安心してください。店員さんはすべてプロフェッショナル。片手を出せばあなたにぴったりのサイズを教えてくれます。その手法はまさに神業?? 私もいつも安心してお任せしています。お勧めはインナーにカシミヤを使っているもの。これがまた暖かいのです。もちろんベーシックな色も良いのですが、綺麗な色に挑戦するのも楽しいと思います。
写真下左:G時計店「ロクマン」の正面 写真下右:H「ロクマン」店内
●セレブご愛用で有名な時計店「ロクマン」
今回最後にご紹介するのは時計です。フィレンツェのリゾート地として人気のあるエルバ島で生まれたブランド「ロクマン」。私が最初の本を出版したときの記念でここの時計を購入したのがきっかけで、もう長いお付き合いです。大胆な色使いでカジュアルなもの、スポーティなものから、ダイヤモンドをちりばめたクラシックなものまでいろいろな種類の時計が揃っています。私もシチュエーションに合わせて時計を楽しんでいます。今やセレブリティがつけて有名になりましたが、大量生産をしないところはなんともイタリアらしいと思っています。
フィレンツェ・メイドはまだまだあります。今回だけでは書ききれません。次回もまたご紹介したいと思います。ぜひフィレンツェの職人技を手に入れてみてはいかがでしょう。