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15 febbraio 2007
■おすすめ一日観光コース |
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「花の都」フィレンツェは、ルネッサンスの至宝が凝縮した芸術の街。1400年頃より、世紀の大パトロン・メディチ家の周りには多分野の天才たちが結集し、ルネッサンスを開花させ、街中を世界レベルの文化財で埋め尽くした。1982年より旧市街全体は世界遺産にも指定され、その主要な見所は約500m四方内に集まっていて観光に便利だが、高密度なのでじっくりと廻ってみたい。 出発点は、フィレンツェの象徴であるドゥオーモDuomo、すなわち花の聖母マリア大聖堂Santa Maria Del Fiore。正面に立って見上げると、フィレンツェ式ゴシック様式の華麗なるファサードに圧倒される。広場の後方へ下がるとようやく併設のジョットの鐘楼、ブルネッレスキのクーポラ(円蓋)など全体像が現れる。 このサン・ジョバンニ広場Piazza San Giovanniにある六角形の聖ヨハネの洗礼堂Battistero di San Giovanniの大聖堂側には、ギベルティ作の旧約聖書をテーマにした「天国の扉」Porta di Paradisoがある。入場口が混雑してなければ、大聖堂の円蓋内側の後期ルネッサンスのフレスコ画「最後の審判」と、洗礼堂内部のビザンチン様式の絢爛たるモザイク「最後の審判」の、時代や様式による表現の違いを比較してみるのも面白い。 次に朝方の美術愛好家にお勧めしたいのが、サン・マルコ広場Piazza San Marcoの2つのモニュメント、ベアート・アンジェリコ作の壁画「受胎告知」で有名なサン・マルコ博物館Museo di San Marcoと左斜め向かいにあるミケランジェロの傑作彫刻作品が揃うアカデミア美術館Galleria dell'Accademia。修道院は午前のみ、アカデミアは人気が高いので予約が望ましい。 さて、ドゥオーモ広場からカルツァイオーリ通りVia de' Calzaiuoli に入り、シニョリーア広場Piazza della Signoriaにたどり着くと、フィレンツェの第2のシンボル、優雅な時計の塔を頂くヴェッキオ宮殿Palazzo Vecchioがそびえる。別名シニョリーア宮殿Palazzo della Signoriaと呼ばれるかつての政庁舎で、ルネッサンス期に施された豪奢な装飾の司政活動の間などが一般公開され、一部は現在でも市庁舎として使用されている。広場内には、ミケランジェロの「ダヴィデ」像のコピーや、チェッリーニの「ペルセウス」、ジャンボローニャの「メディチ家のコジモ一世の騎馬像」などルネッサンス時代の巨匠たちの重要な彫刻作品が林立している。
写真トップ:花の聖母マリア大聖堂
上左:アルノ川にかかるヴェッキオ橋、右:アーチに縁取られたヴェッキオ宮殿の景観 ところでヴェッキオ宮殿右側面の、3階部分付近から突如、渡り廊下が張り出して隣のウッフィツィ美術館に繋がっている。これが有名な空中回廊「ヴァザーリの回廊」Corridoio Vasarianoの出発点だ。メディチ家のコジモ一世が、ヴァザーリに命じて作らせた専用の渡り廊下で、ヴェッキオ宮からウッフィツィ、橋上を渡って、川向こうの民家や教会を突き抜けてメディチ家の居城であったピッティ宮殿まで、約1km続いている。この回廊が作り出したこの一角は、フィレンツェの最も特徴的な迫力ある空間であり、そのまま重要な観光ルートなのでそのまま辿ってみよう。 ウッフィツィ美術館Galleria degli Uffiziもコジモ一世の命により建設された行政機関庁だが、3階部分は最初からギャラリーとしてメディチ家の豪華なコレクションが公開された世界初の美術館であり、ギャラリーの語源ともなった建物。ボッティチェッリやミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品など世界有数のルネッサンス絵画の宝庫なので見逃せない。しかし入場に2、3時間待ちも常なので、ここも予約は必須。 ウッフィツィ広場Piazzale degli Uffiziの壁龕の彫像は、メディチ家のロレンツォ豪華王、ダンテ、ボッカッチョ、ダ・ヴィンチなどルネッサンスに貢献した文化人達である。その容姿の品定めをしながらアルノ川沿いへ抜けると、右前方にカラフルなマッチ箱がへばり付いたようなヴェッキオ橋Ponte Vecchioが見えてくる。 頭上の「回廊」をナビゲーターに川沿いを歩き、両側に目映いばかりのジュエリー店がひしめく橋上を渡り、グイッチャルディーニ通りVia de' Guicciardiniを通ってピッティ広場Piazza dei Pittiに入ると、旧市街最大の建造物、ピッティ宮殿Palazzo Pittiが突如現れる。館内には7つの博物館を内蔵し、中でもラファエッロなど後期ルネッサンスの傑作で溢れるパラティーナ博物館Galleria Palatina、宝物殿である銀の博物館Museo dei Argentiなどがお勧めである。宮殿裏には広大なイタリア式庭園のボーボリ公園Giardino di Boboliが広がっている。またピッティ宮殿の中庭には、ゆったりしたバールもあり、この辺りで一休みも良い。 エネルギーを充電したら、ヴェッキオ橋を戻り、その先に伸びるポル・サンタ・マリア通りVia Pol Santa Mariaに入り、共和国広場Piazza della Repubblicaに出てみよう。ここは地図上では旧市街の真ん中にあたり、老舗のバール、ジーリGilliやジュベ・ロッセGiubbe Rosseなどのゆったりしたテラス、夕方には大道芸人などで湧く賑やかな憩いの広場だ。 さて、この辺りでお買い物という場合には、広場の左側のアーチをくぐって、有名ブランド店が軒を並べるストロッツィ通りVia Strozziやトルナブオーニ通りVia de' Tornabuoniへ。サン・ロレンツォ教会Chiesa di San Lorenzoの周りに広がる露天市をぶらついてみるもの楽しい。 でもまだ余力があればサンタ・クローチェ教会La Basilica di Santa Croceまで足を延ばそう。ルネッサンス絵画の黎明、ジオット作のフレスコ画や、ミケランジェロ、G・ガリレイなど歴史上の偉人たちの墓などもある見所の多い名所だ。 この他にも重要なモニュメントに溢れるフィレンツェ。滞在には余裕をもって、美術館なども観覧しながら、徒歩でゆっくりと散策していただきたい。
■アクセス<電車> 多くは観光に便利なサンタ・マリア・ノヴェッラ駅Stazione Santa Maria Novella(Stazione S.M.Nと表示される)に発着するが、その前後のカンポ・ディ・マルテ駅、リフレディ駅に停車する列車もあるので注意。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで、ローマからはユーロスターES利用で1時間45分、ミラノからは2時間45分。また、スイス、フランスなどからの国際電車も停まる。 <空港> アメリゴ・ヴェスプッチAmerigo Vespucci空港へは、ミラノやローマ、パリなどヨーロッパ主要空港を経由して到着。空港から市内へのアクセスは、空港とサンタ・マリア・ノヴェッラ駅を結ぶシャトルバスVola In Busかタクシーで。空港からのバス乗り場は、建物をでて右斜め前方のバス停。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からは、駅を背にして右手にある郊外行きバスSITAのバスターミナル内。Vola In Busと書かれたブルーのバスが目印。料金は4,5ユーロ(バスの中で買う。) *Vola In Busの運行時刻 空港-S.M.ノヴェッラ駅;始発6:00、最終23:30 (6:00-20:30は30分おき。それ以降は1時間に1本。) S.M.ノヴェッラ駅-空港;始発5:30、最終23:00 (5:30-20:00は30分おき。それ以降は1時間に1本。) ※季節により弱冠変更あり http://www.ataf.net <中&長距離バス> 電車のアクセスが悪いフィレンツェ近郊の観光地には、こまかな路線が充実している中距離バスが便利。シエナやサンジミニャーノへはシータSITAがお勧め。中には南イタリアなどへの長距離、スペインやフランスなど国際路線もある。 SITA、www.sita-on-line.it LAZZI http://www.lazzi.it/itanew/activenews.asp CAP http://www.capautolinee.it/Default.asp ■市内交通機関 ■ツーリストインフォメーション ■その他 |
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