JAPANITALY Travel On-line


   
旅行便利帳  イタリアの公共交通機関
 

イタリアでは鉄道、バスなど交通機関内は全面禁煙。他国をまたぐ国際列車も、イタリア国内に入ればたとえ喫煙車両でも全面禁煙となるので注意のこと。

1.鉄 道

イタリアの主要列車は、トレニタリアTRENITALIA(イタリア鉄道)が運営している。イタリア中を網羅しているし、列車に揺られる旅は格別だ。たびたび電車にのる予定の人には、駅の売店などで売っている時刻表の購入をお勧めする。
また、TRENITALIAのホームーページ(http://www.trenitalia.com/en/index.html)では、行き先や日付を入力して列車を調べることができるうえ、インターネット上での予約、購入も可能。主要路線の時間割もプリントアウトできる。鉄道旅行を計画する場合、大いに活用したい。

1)電車の種類
【エウロスター Eurostar(ES)】
特急。イタリアの主要都市間を結ぶ。全席指定。料金にはすでに指定席予約料金が含まれている。予約は2ヶ月前から可能で、当日は列車が始発駅を出てから3時間後まで可能。

その他に、車内をより快適にした新型車両 エウロスター・シティーEurostar City(EScity)や、同じく新型車両で時速300キロの走行が可能なエウロスター・イタリア・アルタ・ヴェロチタ Eurostar Italia Alta Velocita'(AV) もある。

【ティー・ビズ T−Biz】
ローマ-ミラノ間を4時間5分で結ぶ、エウロスターの新タイプ。途中の停車駅はボローニャ中央駅のみ。ローマ発、ミラノ発それぞれ一日2本(土日は除く)。料金は通常のESよりも割り増しとなる。

【インテルシティー Intercity(IC)】
急行。席の予約は任意で、予約する場合は3ユーロの追加料金がかかる。ハイシーズンなどには満員で通路まで人がいっぱいということもあるので、予約をした方がベター。発車直前まで予約可能。

【インテルシティー・プラス Intercity Plus(ICplus)】
インテルシティーの新型車両。こちらは全席指定となっており、料金にはすでに予約料金を含んでいる。発車直前まで予約可能。

【その他の電車】
エスプレッソEspresso(直訳だと"急行"だが、エウロスターが出来てからは"準急")、インテルレジョナーレInterregionale(州間をまたぎ、主要都市などをつなぐ"準急")、ディレットDiretto(その州内、あるいは隣接する州とをつなぐ"準急")、レジョナーレRegionale(その州内を走る鈍行。2等車両のみ)などがある。
国際列車には、EuroCity(EC)、EuroNight(EC)などがある。

詳しくは、TRENITALIAのTrainsのページを参照のこと。列車の種類毎にサービス内容が記されている。

2)切符の購入方法
A)駅で
切符売り場(ビリエッテリーアBiglietteria)で行き先、片道か往復か、1等車両(プリマクラッセ)か2等車両(セコンダクラッセ)かを告げる。例:ローマまで2等往復2枚は"2 biglietti per Roma, andata e ritorno, seconda classe."
列車をすでに特定している場合は、その旨も伝えよう。例:8時発のユーロスターは"Eurostar che parte alle 8."
また、自動販売機Self Serviceが設置されている駅もある。機械の指示に従いながら画面の選択ボタンを押し、希望する切符を購入する。

ミラノやローマなど大きな駅の切符売り場はどうしても込み合うので地方の駅で購入するのもおすすめ。

B)町の旅行代理店で
入口に"TRENI"または"Trenitalia"のマークが貼ってある旅行代理店(アジェンツィア・ディ・ヴィアッジagenzia di viaggi)でも切符を購入できる。町を観光中、次に乗る予定の列車の切符を予め購入できるので便利。
駅での購入と料金は同じで、駅よりは通常空いているので旅行代理店で買うのもおすすめだ。

C)TRENITALIAのサイト上で
TRENITALIAのサイト上でも切符の予約、購入が可能(2ヶ月先まで)。トップページで、希望の出発駅/目的駅/日付/時間を入れると、列車のリストが出てくる。希望の列車が見付かったら、一番右端のBuy(Acquisto)をクリックして、購入画面へ進む。なお、利用にあたっては、ユーザー登録が必要。

【チケットレスサービス Ticketless】
エウロスターES、エウロスター・シティEScity、アルタ・ヴェロチタAV、ティー・ビズT-biz、インテルシティーIC、インテルシティ・プラスICplus、インテルシティ夜行ICN、エスプレッソEでは、チケットレスで乗車できるサービスがある。
支払いはクレジットカードで前払いとなり、支払い完了後に電子メールでPNR(予約番号)とCP(予約変更番号)が送られてくるので、この番号を控えておくかメールをプリントアウトしておくこと。乗車の際に番号を持参し、列車内で車掌が検札に来た時にPNRを伝えるだけでよい。
主要路線での移動予定が決まっている場合に利用すると、大変便利だ。

切符の変更、払い戻しについては、関連ページを参照のこと。
切符の変更は、切符の種類によって駅の窓口でしか受け付けないものもあるので注意が必要。 

【切符プリントアウトサービス】
インテルレジョナーレ、ディレット、レジョナーレもサイト上で切符を購入できる。支払いはクレジットカードで前払いとなる。支払い完了後に送られてくるメールの添付ファイルをプリントアウトすれば、それが切符となる。乗車前に切符に刻印をする必要はない。
ただし、切符には購入者の名前が記され、検札の際にパスポートを見せる必要がある(他人への譲渡不可)。また、乗車日、乗車列車が特定され、切符の変更、払い戻しはできない(ただし、出発時刻から3時間後までなら、同種の列車に乗ることが可能)。

※TRENITALIAでは種々のプロモーションを行っているので、サイトの関連ページをチェックしておきたい。

3)乗車前の切符の刻印について
購入した切符は駅構内に設置されている黄色い小型の機械に入れて、乗車前に刻印すること。忘れると不正乗車とみなされ、罰金を払わされることになる。ただし、エウロスター各種、インテルシティー・プラスの場合は刻印の義務はない。上記の切符プリントアウトサービスを利用する場合も刻印は不要。
また、正しい切符を持たずに乗車した場合も罰金となるので注意。

4)車内検札について
イタリアの列車の駅にはホームへの改札口というものがなく、誰でもホームまで入ることができるようになっている。日本のように目的地で降車後、出口で切符を改札に通すこともない。
切符の検札は、列車乗車中に車掌が行う。

5)列車のホーム変更、遅延、ストライキについて
列車の発車するプラットホームは、駅の掲示板などで調べよう。予定されていたプラットホームが、列車到着寸前に変更になることもあるので注意が必要だ。

また、最近は改善されてきたものの、列車の遅延も"当たり前"に発生する。掲示板に遅延時間が示されるので、チェックすることができる。
乗り換えの際、日本のように"遅れても接続を確保する"という発想はまずないため、遅延の場合を考えて、時間的に余裕を持った乗り換えの計画を立てたい。

ストライキ(ショーペロsciopero)も頻繁に行われる。たいていはTRENITALIAサイトに情報が事前掲載されるので、チェックしておきたい。
また、ストライキの場合でも、ミラノ-ナポリなど長距離主要幹線のユーロスターなどでは運行が保証される列車もある。ストライキに遭遇したら、駅の掲示板などで運行状況を確かめよう。

2.バ ス

市内を走る通常のバスをアウトブスAutobus、市外へのルートバスなどはプルマンPullmanと区別される。 アウトブスの切符は停留場近くの売店や、駅の自動券売機などで購入する。都市によってルールが違うが通常は時間性になっている。バスにのったらすぐに備え付けの機械で刻印する。検札があった場合、きちんと刻印済みの切符を見せなければ罰金などを支払わされる。

プルマンは大都市や中都市をその郊外の地域や他の都市と結んでいる中、長距離バスで、利用によっては大変便利。又、外国とを結ぶ路線などもある。長距離移動では列車より安くつく場合も多い。切符などはその地方ごとのバス会社のオフィスや出発場所近くの切符売り場で購入する。Sitaシータ社などが良く知られている。

【シータ社 Sita】
TRENITALIAを傘下に持つ国鉄グループのバス会社。ヴェネト州、トスカーナ州、ラツィオ州、カンパー二ア州、プーリア州、バジリカータ州内の地方路線を運営する他、イタリア南北を結ぶ路線や国際路線を持つ。
ホームページはwww.sitabus.it

3.ローマ、ミラノの市内アクセス

1)ローマ
【ローマ市営交通局 ATAC】
ローマ市のバス、トラム、地下鉄を運営するATACのホームページ(http://www.atac.roma.it)には、住所を入力すると道順や利用路線が出てくるページがある(英語あり)。トップページの左側にある「Calcola il percorso」をクリックしよう。地図上で住所を探すことも可能。
また、トップページ左側から「Percorsi e Mappe」のページへ行くと、路線別の時刻表やローマの路線図などが分かるサービスがある。

【空港-市内間アクセス】
・フィウミチーノFiumicino空港とローマ・テルミニTermini駅を結ぶ列車レオナルド・エクスプレスLeonardo Expressがある。空港発、テルミニ駅発、それぞれ30分間隔で運行している。所要時間は31分。ただし、Fiumicino空港からエクスプレス発車の駅まで徒歩で10分近くかかることので注意。
・地下鉄FM1がフィウミチーノ空港とローマ・ティブルティーナTiburtina駅などを結んでいる。
・バスの場合、Terravision社のバスがフィウミチーノ空港とテルミニ駅を結ぶ。所要時間70分。また、夜間はCotral社のバスが空港とテルミニ駅、ティブルティーナ駅を結んでいる。
詳細は、空港サイトの関連ページを参照のこと。

2)ミラノ
【ミラノ市営交通局 ATM】
ミラノ市のバス、トラム、地下鉄を運営するATMのホームページ(http://www.atm-mi.it/ATM/eng/)にも、住所を入力すると道順や利用路線が出てくるサービスがある。サイトトップページの右側、「GiroMilano」の欄を大いに活用したい。路線別の時刻表などもある。

【空港-市内間アクセス】
・マルペンサMalpensa空港とミラノ中心地にあるカドルナCadorna駅をつなぐマルペンサ・エクスプレスMalpensa Expressがある。カドルナ駅は地下鉄赤い線と緑の線が止まる。所要時間は約40分。1時間に2本の割合で発車。時間割はマルペンサ・エクスプレスのサイトを参照のこと。
・空港とミラノ中央駅を結ぶバスも出ている。所要時間は約50分。詳細は、空港サイトの関連ページを参照のこと。

・イタリア国内やヨーロッパ各都市を結ぶ便が発着するリナーテLinate空港は、ミラノ中心地から近い。市バス73番がリナーテ空港と中心地サン・バビラSan Babilaを結んでいる。所要時間は約20分。ATMの普通乗車券を利用。
ミラノ中央駅とリナーテ空港を結ぶ専用バスもある。

●「交通情報リンク集」もご参照ください。




 
http://www.japanitalytravel.com
©  JAPAN PLUS ITALY - MILANO 2013 All rights reserved.
個人旅行やビジネス出張に最適 !!