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| ローマ県北西地域 Area Nord-Ovest この地区ではエトルリア文明の遺物が多く発見されています。例えばチェルヴェーテリにあるバンディタッチャのネクロポリスでは紀元前9〜8世紀の墓が発見されました。 海岸沿いには1400年代に建てられたサンタ・セベーラの城Castello di Santa Severaに出会います。ここには中世の小さな集落が残されており、井戸、小麦粉を挽く臼、教会があります。 チヴィタヴェッキアでは国立考古学博物館とタウリーネ温泉を訪れましょう。この温泉は古代ローマ人の湯治と娯楽の場でした。近くのフィウミチーノではローマ時代の船の博物館Museo delle Navi Romaneで3〜4世紀の4艘の船を見学することができます。 ブラッチャーノ湖に面する中世の村アングイッラーラ、トレヴィニャーノ、ブラッチャーノは現在も昔のままの姿をとどめています。ここには1437年に要塞を改造して作られた、美しいオデスカルキの城がそびえています。室内に飾られている当時の絵画で建築された時期が分かり、注目に値します。 テヴエレ渓谷地域 Area Valle del Tevere まず最初にローマのライバル都市であったヴェーヨVejoにあるエトルリア時代の考古学地区を訪れましょう。この町は396年にフーリオ・カミッロによって滅ぼされましたが、ポルトナッチョの聖地、アポロの神殿、ネクロポリスを見学できます。 テーヴェレ川からそれほど遠くないところにはルークス・フェロニアLucus Feroniaeの考古学地区があり、紀元前4〜3世紀に遡る発見物を見学できます。近くには個人の別荘では最も重要なもののひとつ、ヴィッラ・ヴォルーシVilla dei Volusiiがあり、トライアヌス皇帝時代に素晴らしいモザイクを施した豪華な別荘からから時代を経て農園に改造された様子がわかります。 ティボリ地域 Area Tiburtino Sublacense 詩人カトゥッロ、ユリウス・カエサル、ハドリアヌス皇帝のような高名な人物の避暑地であったティボリには紀元前2世紀に遡るティブルヌスの神殿、シビッラ・アルブーネアの神殿や、ヴィッラ・アドリアーナVilla Adrianaなどの別荘があり、過去にタイムスリップしたような町です。ヴィッラ・アドリアーナはもっとも大きな別荘で、紀元前117〜138年に皇帝の命により建設されました。ヴィッラ・デステVilla d'Este(1551〜1565)は女子修道院を改造して作ったもので、階段状になった庭園には数え切れないほどの噴水と彫刻があり、素晴らしいものです。また、中世のお城も多く、城の周辺には優雅な町も生まれました。カステル・マダーマCastel Madama(10世紀)は中庭が美しく、1653年にオーストリアのマーガレット女王の住居となりました。11世紀に建てられたアルソリArsoliのカステッロ・マッシモCastello Massimoには教皇や王族も滞在、シチリア出身の作家ルイジ・ピランデッロも宿泊しました。ここでは武器のコレクション、アンティークな家具などが残っており、イタリア式庭園にはマッシモ一族の墓となったサンタ・マリア・ベルモンテのチャペルcappella di Santa Maria di Belmonteがあります。 プレネスティーナ、モンティ・レピーニ地域 Area Prenestina-Monti Lepini ザガローロZagaroloの町は970年ごろのものと推定され、サン・マルティーノSan Martino(17世紀)とロスピリオーシRospigliosiの門(1670-1722)を通って中に入ります。 パラッツォ・ロスピリオーシは建物自体はローマ時代のものを改築したものですが、内部の装飾は1500年代のものです。いくつもの時代が混じり合ってできたようなパレストリーナPalestrinaの町にはパラッツォ・バルベリーニがフォルトゥーナの神殿の上に建てられ、ここで女神の神託を理解するために使われていた板ソルティ・プレネスティーナSorti Prenestineが発見されました。もとはパレストリーナのアクロポリスだったカステル・サン・ピエトロ・ロマーノCastel San Pietro Romanoも素晴らしく、ここからの眺めも最高です。 モンティ・レピーニ地区ではパンフィーリPamphili一族が作った町、ヴァルモントーネValmontoneが必見です。 カステッリ・ロマーニ地域 Area dei Castelli Romani 気候も温暖で景色も美しいカステッリ・ロマーニは皇帝や教皇の避暑地となり、別荘が建てられました。カステル・ガンドルフォCastel Gandolfoもその一つでクレメンテ7世(1523−1534)の時代からローマ法王の夏の避暑地となっています。 花のじゅうたんで知られるジェノアーノGenoano、ネーミNemi、ヴェッレートリVelletriの町が臨むネーミの湖に移りましょう。ヴェッレートリは紀元前5世紀にはヴォルスキ族が住んでおり、ローマ人に滅ぼされましたが、この時代の発見物はヴェッレートリ市立博物館に収められています。現在も中世のナポレターナ門、ロマネスク−ゴシック様式のトリヴィオの塔Torre di Trivioやサンタ・マリア・デル・トリヴィオSanta Maria del Trivioの教会が残っています。 最後にフラスカーティFrascati、モンテポルツィオMonteporzio、カトーネCatoneのあるトゥスコロ地区にはトゥスクルムTusculum考古学地域があり、円形劇場など古代の町の遺跡があります。16,17世紀になると枢機卿、文化人、貴族たちはここに屋敷を建てさせました。今でもヴィッラ・アルドブランディーニVilla Aldobrandini、ヴィッラ・ファルコニエーリVilla Falconieriなど多くの屋敷が残っています。近くにはロッカ・プリオーラRocca Priora、ロッカ・ディ・パーパRocca di Papa、サン・ニーロS.Niloの素晴らしい修道院のあるグロッタフェッラータGrottaferraraがあります。 南沿岸地区 Area Del Litorale Sud アストゥーラ川の河口にある塔はサラセン人の襲撃に備えて9世紀に建てられた塔の一つです。共和国時代に建てられたローマ人の別荘は陸と、島に分かれており、橋で結ばれていたもので、現在もその遺跡ははっきりと残されています。数キロ離れたネットゥーノNettunoにはアンティクアリウムAntiquariumがあり、さまざまな時代の発見物を集めています。ローマ時代に続く中世のものとしてパラッツォ・バロナーレPalazzo Baronale、パラッツォ・パンフィーリPalazzo Pamphili(1650)が残されており、ルネッサンス時代の軍用建築の例としてはサン・ガッロSan Galloの要塞があります。 海に面したネロ皇帝別荘跡があるアンツィオAnzio、高名な彫刻家マンズーの博物館にも是非一度足を運んでみましょう。 |
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