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16 November 2000
2.セリエAの見どころ 今野 里美 |
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![]() イタリアのスポーツ新聞各種 |
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イタリア人との話題に躊躇したらサッカーの話題に触れておけば、まず外れないといっても過言でないほど、イタリア人とサッカーの絆は深い。小さな子供から知識人や政治家までが熱くサッカーを語り、そこから人生観や文化的な視点にまで話題が広がる可能性を秘めているのがこのスポーツの良さでもある。私がそれを知ったのはイタリアとのつきあいを始めてしまってからのことになるが、最近ではイタリア語学習を始める理由として「サッカー」という項目がれっきとした位置付けを占めているらしい。私がイタリア語を始めた頃はアート、建築、映画などに興味のある人が集まったものだが、今ではイタリア語を勉強したいという男性の多くが「イタリアのサッカー」に興味があるからだという。 そんなわけで今回はイタリアとは切っても切れない「セリエA」のお話。イタリアのクラブチームにはセリエAと呼ばれるトップクラスのチームからセリエDというアマチュアチームまであるのはご存知の通りだろう。昨年のセリエAでは審判の八百長疑惑などさまざまな問題を抱えながらもラツィオが悲願の優勝を果たし、最終的にはきれいな形でリーグ戦を終えることができた。 今年のリーグ戦最大の見どころは、7強(ラツィオ、ユヴェントス、ACミラン、インテル、パルマ、ローマ、フィオレンティーナ)と言われているチームの中でしばらく優勝を果たしていないローマやインテルがどこまで検討するかだ。ローマにはポジション争いで苦しんではいるものの日本のナカタ選手がいるのでただでさえ注目度は高いが、今年はスクデット狙い(スクデットを獲得する=イタリアリーグで優勝すること。)のバティストゥータも移籍したし、昨シーズン大活躍し甘いルックスでイタリアでは人気のトッティがいる。またインテルは優勝してもおかしくないほどの強豪メンバーをそろえながら、思ったほどの成績を残せていない。選手の怪我などアンラッキーな要因に泣いた昨年の屈辱を今年はどう挽回できるだろうか。 今のところステファノ・フィオーレのいる伏兵ウディネーゼが首位をキープし健闘して、なかなか面白いことになっているようだ。資金のそれほど豊かでない中堅どころががんばってくれれば、ますます見ごたえのあるセリエAになってくれるだろう。
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