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15 giugno 2007

■ 2007年夏の音楽祭特集(1)■

牧野 宣彦
毎年イタリアでは各地で夏の音楽祭が開かれている。一番早い音楽祭は6月中頃から始まり、ヴェローナの音楽祭が一番長く9月1日に終了する。
今年も夏の音楽祭を案内します。オペラ、コンサート、演劇、映画など多彩なプログラムが組まれている中から、主にオペラを中心に紹介します。

1. スポレート Spoleto

ウンブリアのスポレートはローマから約1時間半、中世のたたずまいが残り、魅力溢れる町である。ここには洒落た工房や歴史ある街並みが現存し、息づいている。
スポレートの音楽祭はオペラ、コンサート、演劇、ダンス、映画など多彩なプログラムが組まれているが、主にオペラ、コンサートを中心に紹介します。

イタリアのカデリアーノに1911年に生まれ、ミラノのヴェルディ音楽院で学び、アメリカに移住したジャン・カルロ・メノッティGian Carlo Menottiがイタリアとアメリカの両国友好の架け橋の為に1958年に始めたのがスポレート音楽祭(二つの世界音楽祭)である。毎年ユニークな演目で一部の愛好家には熱烈に支持されている。そのメノッティは、2007年2月1日モンテカルロで死去したので、今年はメノッティの追悼音楽祭のように、彼の作品が多く上演される。

●日程表 (<  >内は公演場所)
- メノッティ作 オペラ 「Maria Golvin」 6/1、7/1,5,8,11,13 <Teatro Nuovo>
- ヘンデル作 「アリオダンテAriodante」 7/1,4,6,10,12,14 <Teatro Caio Melisso>
- Andy Garcia コンサート 6/30,7/1 <Teatro Romano>
- ジャンカルロ・メノッティの作品 7/7 <Piazza del Duomo>
- 要塞でのコンサート Concerti alla Rocca 7/4,11 <Rocca Albornoziana>
- 要塞でのコンサート Concerti alla Rocca (J.S.バッハの作品他) 7/14 <Rocca Albornoziana>
- 正午のコンサート 6/30,7/15 <Teatro Caio Melisso>
- ファイナルコンサート(メノッティの作品) 7/15 <Piazza del Duomo>

●チケットオフィス 
Box Office
Piazza della Liberta' 12 Spoleto 06049
電話: (国番号39)0743-220320  Fax: 0743-220321 free dial: 800-565600
URL: http://www.spoletofestival.it
Onlinebooking: http://www.artacom.it/spoleto

※ホテル、レストランについては、2007年4月号スポレートをご参照ください。

2. ヴェローナ Verona

ユネスコの世界遺産になっているヴェローナは中世のたたずまいの残る美しい町。シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台となった町として知られ、夏は多くの観光客で賑わう。
イタリア最大の音楽祭が開催されるヴェローナの円形劇場は、1世紀に建設されたといわれるローマ時代の建造物である。1786年ヴェローナに来たゲーテはこの野外劇場を見て、「この円形劇場は古代の重要記念物のうち、私の見る最初のものであり、実によく保存されている。」とその印象を書き記している。

去年は、ホセ・クーラの出演した「カヴァレリア・ルスティカーナ」、マルチェロ・アルヴァレス、チェドリンスの歌った「トスカ」などを見たが、いずれも満足できる公演だった。
今年は、6月22日にヴェルディの「ナブッコ」で開幕する。タイトルロールを歌うのは、レオ・ヌッチ、アヴィガエーレをマリア・グレギーナ、指揮がダニエル・オレン、演出はデニス・クリーフ。
名物の「アイーダ」はゼッフィレッリの豪華な舞台からジャンピエーロ・ソラ―リの演出に変わる。イタリアのテレビ界で活躍している人だが、どの様な「アイーダ」の舞台を見せてくれるか楽しみだ。初日のキャストでは、タイトルロールの「アイーダ」を中国人のフイ・へHui Heが歌う。主役のアイーダが中国人、これがヴェローナ?S席150ヨーロの価値があるのかと疑う。昔ヴェローナの舞台で、カラス、デル・モナコ、バスティアーニなどが歌った事を思うと悲しくなる。アムネリスはマリアンネ・コルネッティ、ラダメスがマルコ・ベルティ。

8月には「ラ・トラヴィアタ」、演出をするのが英国人のグラハム・ヴィックだ。2005年私はヴェローナで彼の演出の「ラ・トラヴィアタ」を2回見たが、最初の時はひどい演出で、満場が怒号と野次となり、主役のヴィオレッタを演じたマリエッラ・デヴィアが歌えなくなってしまい、舞台を中断するという事態が起こった。ラスベガスのカジノや宇宙人の着るような服、主役のデヴィアはミニスカート、登場するとカメラのフラッシュがパチパチたかれ、とにかく目を覆いたくなる、過去で見た最低の舞台だった。この他にもヴィックの演出した「アンナ・ボレーナ」なども見たが、これ程才能のない演出家もいない。
もう一つの演目は「セヴィリアの理髪師」。大体ヴェローナではこういう毎年上演されない演目は、金をかけない粗末な舞台になるが、今年は私のお気に入りの演出家フーゴ・ディ・アンが演出するので興味深い。指揮がガブリエレ・フェロー、主役のフィガロをレオ・ヌッチ、ロジーナはアニック・マッシス、アルマヴィア伯爵をフランチェスコ・メッリが歌う。
ヴェローナの公演は長いので、キャストは変わる事が多い。一応初日のキャストを記したが自分の見る日にちのキャストを確認される事をお薦めします。

●日程表
- ナブッコ Nabucco 6/22,29,7/7,20,8/3,7,10,16,22,29,31
- アイーダ Aida 6/23,29,7/1,5,8,15,17,22,25,28, 8/5,12,15,19,23,26,28,9/1
- ラ・ボエーム La Boheme 7/30,8/6,13,18,21,24,27
- セヴィリアの理髪師 Il Barbiere di Siviglia 7/14,19,26, 8/8,11,14,18,25,30
- ラ・トラヴィアタ La Traviata 8/4,9,17,21,24

●チケットオフィス
Fondazione Arena di Verona
Via Dietro Anfiteatro 6/B Verona 37121
電話: (国番号39)045-8005151 Fax: 045-8013287
URL: http://www.arena.it

3. ローマ・カラカラ浴場オペラ Terme di Caracalla

古代ローマ時代の217年にカラカラ帝によって完成したカラカラ浴場は、ローマのテルメの中でも最も美しくて豪華。全体の大きさは337m X 328m、浴場本体だけでも220 m X 114mもある。ローマ時代、テルメは単なる浴場だけでなく、音楽、運動、演劇、読書、スポーツ観戦、散策など全てを楽しむ事が出来る総合レジャー施設だった。
1937年から7月、8月のみ、この古代の遺跡でオペラ、バレエなどが上演されていた。一時修復の為に中断していたが、2004年から直径34mのカルダリウムでオペラが上演されている。

去年初めてローマのカラカラ浴場に行き、「アイーダ」と「トゥーランドット」を見た。初日はカラカラまでタクシーで行ったが、帰りのタクシーを捕まえるのに苦労した。翌日は、劇場からもらった案内に無料バスがあったので、それで行く事にした。カラカラではなくローマの劇場の窓口でチケットをもらうと、案内バスのちらしをくれる。ローマのテルミニ駅のバスターミナルに乗り場所があり、往復無料でカラカラへ行ける。しかしこのバスを利用している人は少ないようだった。

又、カラカラは、よく歌手を見るとマイクを使っている。その為、人間の肉声をオペラ本来のものと考えている私にとっては、声楽的興味が無くなった。しかし、古代ローマ時代の遺跡をうまく使った舞台は素晴らしいもので、一度見る価値はあると思う。キャストもそれ程悪くない。

●日程表
- 6/28 ガラコンサート 「アリベデルチ・ローマ」
- 7/3,4,5,6,8,10 バレエ 「白鳥の湖」
- 7/7 ヴェルディ作 「レクイエム」 指揮: Gelmetti
- 7/16 ローランド・ヴィランソンコンサート ジーリ没50周年記念
- 7/17,20,24,26,28 ヴェルディ作 「ナブッコ」 指揮: Antonio Pirolli Carto Guelfi, Andrea Gurber
- 7/27,29 8/3,5,9 プッチーニ作 「トゥーランドット」指揮:Alain Lombard Antonello Palumbo, Giovannna Casola 他
- 8/8,10,11,12,14 レオンカヴァロ作 「パリアッチ」・プロコフィエフ作「ロメオとジュリエットスイート」 指揮: Hirofumi Yoshida Vincenzo La Scola, Maria Carola, D.Balzani

●インフォメーションとチケットの予約
Cooperativa "IL Sogno"
Viale Regina Margherita,192  00198 Roma
Tel: (国番号39)06-85301758 Fax: 06-85301756
E-mail: ilsogno@romeguide.it
URL: http://www.romeguide.it/Musica/index.php?&codt=110&musica=s&musica_classica=s

※ホテル、レストランなどの案内については2003年11月号ローマをご参照ください。

※去年までは、ローマのサン・クレメンテ聖堂の中庭で開催されるニューオペラ・フェスティバルを紹介していた。今年も恐らく開催されるだろうが今回は紹介を中止する。
去年の夏、私はこのニュー・オペラ・フェスティバルに行ってみた。しかし内容はひどいもので、とてもオペラと呼べる代物ではなかった。アマチュアに毛の生えたような歌手が、衣装もつけず、突っ立ってアリアを歌うだけ。合唱も舞台装置も無い有名アリアのコンサートだった。

4. マルティナ・フランカ Martina Franca

「第33回 フェスティバル・デッラ・ヴァッレ・ディートリア」
マルティナ・フランカはプーリア州の小さな町で、トゥルッリで有名な世界遺産アルべロベッロやサッシが世界遺産になっているマテーラ、バロックの町レッチェなどの観光地にも近い。

この町で毎夏行われるヴァッレ・ディートリアFestival della Valle d'Itria音楽祭は、普通の劇場ではあまり上演されない珍しいオペラの上演があり、注目を集めている。今年で33回目を迎えるこの音楽祭、毎年オペラ愛好家を楽しませてくれるが、今年の興味のある演目はサッロ作「シロのアキレス」。ナポリのサン・カルロ劇場が1737年に開場した時に上演されたオペラである。私も見た事は勿論無い。その他マスカーニの「Amica」など珍しい上演がある。

●日程表 (<  >内は公演場所)
- 7/19,21 ドメニコ・サッロ Domenico Sarro作 「シロのアキレス Achille in Sciro」 <Palazzo Ducale>
- 7/20 18世紀のバロック (Sarro, Leo, Gluck, Paisiello, Gretry) <Chiostro di Carmine>
- 7/22,24 R.シュトラウス作 「サロメ Salome」 <Palazzo Ducale>
- 7/27 ヒンデミット作 「サロメの神話 Il Mito di Salom」 <Chiostoro di Carmine>
- 7/28 同上 <Noci>
- 7/29 シンフォニーコンサート <Palazzo Ducale>
- 8/4,6 マスカーニ作 「Amica」 <Palazzo Ducale>
- 8/3 Giacomo Tritto作 「Il Disingnanno」 <Martina Franca>
- 8/5 同上 <San Vito dei Normanni>
- 8/7 同上 <Bitonto>
- 8/8 同上 <San Marco in Lamis>

●チケットオフィス 
Centro Artistico Musicale Paolo Grassi
Palazzo Ducale Martina Franca
電話: (国番号39)080-4805100 Fax: 080-4805120
E-mail: festivaldellavalleditria@tin.it
URL: http://www.festivaldellavalleditria.it

5. トッレ・デル・ラーゴ・プッチーニ Torre del Lago Puccini

プッチーニの住んでいたトッレ・デル・ラーゴで開催されるプッチーニオペラフェスティバルも今年で53回目になる。本年の新演出は、「マダマ・バタフライ」、「ラ・ロンディネ(燕)」の2本、他に「トスカ」、「ラ・ボエーム」の再演など計4本の公演がある。
この音楽祭のサイトを開くと周辺のプッチーニの縁の場所などが紹介されている。来年はプッチーニ生誕150年祭という事もあり、それらの場所も訪問する事をお薦めします。



●日程表
- マダマ・バタフライ Madama Butterfly 7/20,29,8/3,19
- トスカ Tosca 7/21,28,8/4,9,18
- ラ・ボエーム La Boheme 7/27,8/5,11,17
- ラ・ロンディネ(燕) La Rondine 8/10,16

●チケットオフィス 
Biglietteria Festival Puccini
Viale Puccini 257/A Torre del Lago Puccini (Lucca)
電話:(国番号39)0584-359322 Fax: 0584-350277
E-mail: ticketofficepuccini@tiscalinet.it
URL: http://www.puccinifestival.it

6. マチェラータ Macerata

中世の面影を色濃く残す、マルケ州の町マチェラータ。ここでも毎夏野外オペラが上演される。
第43回目を迎えたマチェラータ音楽祭は、今年は"力のある女性"がテーマになっている。残虐な迫力ある女性にスポットを当て、7月26日からヴェルディ「マクベス」で幕を開ける。その後ベッリーニ「ノルマ」、ドニゼッティ「マリア・ステュアルダ」、ヴェルディ「レクイエム」、フラヴィオ・テスティ「サウル」などのオペラが上演される。

「マクベス」は、ピエール・ルイジ・ピッツィの演出、指揮がダニエレ・カレアリ、タイトルロールのマクベスをヴィットリオ・ルテッリが歌う。「マリア・ステュアルダ」は、ピエール・ルイジ・ピッツィの演出、タイトル・ロールのマリア・ステュアルダはマリエッラ・デヴィア、エリザべス女王をダリナ・タコヴァ、指揮はリカルド・フリッツァ。「ノルマ」は、ノルマをディミトラ・テオドッシュウ、アダルジーザをダニエラ・バルチェローナ、ポリオーネがニコラ・ロッシ・ジョルダーノ、指揮がパオロ・アリヴァベーニ。ディミトラ・テオドッシュウにとっては、初めてのマチェラータデビューとなる。レクイエムは、ディミトラ・テオドッシュウ、ダニエラ・バルチェローナ、ルーベンス・ペリツァ−リ、マルコ・スポッティ、指揮がドナート・レンツェティ。

●日程表
- ヴェルディ 「マクベス」 7/26,8/2,5,12
- ガラ・パーフォーマンス 7/27
- ノルマ 7/28,8/1,4,11
- マリア・ステュアルダ 7/29,8/3,8
- ヴェルディ 「レクイエム」 8/9
- フラヴィオ・テスティ Flavio Testi 「サウルSaul」 8/5,7

●チケットオフィス 
Biglietteria dei teatri
Piazza Mazzini.10 -62100 Macerata
電話:(国番号39)0733-230735/233508 Fax: 0733-261570
E-mail: info@macerataopera.org
URL: http://www.sferisterio.it

7. ぺーザロ Pesaro

ペーザロのあるイタリア東岸のアドリア海沿いにはリミニ、リッチオーネなどのリゾート地が続いており、夏にはペーザロも多くの海水浴客で賑わう。
1792年ここでジョアキ―ノ・ロッシー二が生まれている。そして彼に因んで始まったのがロッシーニ音楽祭だ。開始は1980年、最近ではイタリア夏の音楽祭の中で最も水準が高といわれている。

今年で28回目を迎えるペーザロの夏の音楽祭も益々盛んになってきた。去年は、バルチェローナの出演する「ボルゴーニャのアデライデ」を見る為に1年ぶりにペーザロを訪れた。新しいオペラハウスが郊外に出来たというので楽しみにしていたが、バスに乗って20分もかかる不便なところにあり、上演される場所も体育館のようであまり好きになれなかった。それだったら前の方が歩いて行けるだけよかった。
今年の音楽祭の最大の目玉は、ロッシーニ作「オテッロ」だろう。「オテッロ」はヴェルディの作品が有名で、ロッシーニの「オテッロ」が上演されるのは珍しく、話題を集めている。指揮がレナート・パルンボ、女性歌手は名前の知らない人、恐らくロシア人が出演するが、男性陣はジュゼッペ・フリヤノーティ、フローレス、クリス・メリットなど、そうそうたる歌手がキャスティングされている。他には中国人の指揮者リュー・ジアの指揮する「泥棒カササギ」、「イタリアのトルコ人」など上演が予定されている。
BPA Palaceに行くには無料バスが往復運行している。

●日程表 (<  >内は公演場所)
- 8/8,11,14,17,20 ロッシーニ 「オテッロOtello」 <BPA Palas Teatro 1>
- 8/9,12,15,18,21 ロッシーニ 「イタリアのトルコ人 Il Turco in Italia」 <Teatro Rossini>
- 8/10,13,16,19 ロッシーニ 「泥棒かささぎ La Gazza Ladra」 <BPA Palas Teatro 2>
- 8/17 Giambattista Giusti 「Edipo a Colono」「Lenozze di Teti,e di Peleo」 <Teatro Rossini>
- 8/18 ロッシーニ 「小荘厳ミサPetite Messe Solennelle」 <BPA Palas Teatro 1>
- 8/11 エヴァ・メイ 「ベルカント・コンサート」 <Teatro Rossini>
- 8/14 パオロ・ボロドーニャ、ブルーノ・タディア 「ベルカント・コンサート」 <Teatro Rossini>
- 8/19 クリス・メリット 「ベルカントコンサート」 <Teatro Rossini>

FESTIVAL GIOVANE ヤングコンサート
- 7/23 コンサートAccedemia Rossiniana <Teatro Sperimenntale>
- 8/13,16 ロッシーニ 「ランスの旅 Il viaggio a Reims」 

●チケットオフィス
Rossini Opera Festival
Via Rossini 24 Pesaro 1-61100
電話: (国番号39)0721-3800294 Fax: 0721-3800220
E-mail: boxoffice@rossinioperafestival.it
URL: http://www.rossinioperafestival.it

8. トラパニ Trapani

シチリアのトラパニは、パレルモに近いマグロの集積地の漁港。町には、美味しいマグロの食べられるレストランが沢山ある。ここで集められたマグロは日本に送られる。
このトラパニの町でも夏の音楽祭が開催されている。今をときめくギリシャのソプラノ、ディミトラ・テオドッシュウが初めてイタリアデビューしたのは、この音楽祭でのこと。1995年7月21日の「ラ・トラヴィアタ」だった。今年60回目を迎える音楽祭(60 StagioneLirica Estiva)では、次の上演がある。

●日程表
- ヴェルディ 「リゴレット」 指揮: Elio Boncompagni 7/12,13,14,15
- ロッシーニ 「チェネレントラ」 7/27,28
- ブリティン 「L'Arca di Noe」 7/18,22

●チケットオフィス
Ento Lugli Musicale Trapaese
Viale Regina Margherita,1 91100-Trapani
Tel:(国番号+39)0923-21454 Fax: 0923-22934
Botteghino :0923-29290
URL: http://www.lugliomusicaletrapanese.it/home.asp?id=1&pag=27


9. ラヴェンナ Ravenna

イタリアルネッサンスの最大の詩人ダンテが亡くなった地であり、世界遺産になっているサン・ヴィターレ聖堂の黄金に輝くモザイクが人を惹きつけてやまないラヴェンナでは、1990年から夏に音楽祭が開催されている。
ラヴェンナの音楽祭は、ビデオの上演、詩の朗読など多岐に渡っているが、主な音楽関係のイベントを紹介します。

●日程表 (<  >内は公演場所)
- 6/20,21,23,24 Matthew Bourne's Swan Lake (バレエ 白鳥の湖) <Teatro Alighieri>
- 6/23 Giovanni Solima チェロコンサート <Basilica San Vitale>
- 6/24 ウィーンフィルハーモニー演奏会、指揮: R.ムーティ、 モーツァルト作曲「交響曲ハーフナー」、シューベルト、ラヴェル、ファラの作品他  <Palazzo Mauro de Andre>
- 6/26 Orchestra Giovanile Luigi Cherubini コンサート、指揮: k.ペンデレッキ 、ベートーベン「交響曲第4番」 <Palazzo Mauro de Andre>
- 6/27 Cappella della Pieta' de' Turchini 18世紀の作曲家の3つの作品コンサート、指揮: Antonio Florio <Sant'Appolinare in Classe>
- 6/29 Grigorij Sokolov ピアノコンサート、シューベルト、スクリャビンの作品 <Teatro Alighieri>
- 6/30 Andrea Bachetti ピアノコンサート、J.S.バッハの作品他 <Chiostro Biblioteca Classene>
- 7/2 公開リハーサル Orchestra Giovanile Luigi Cherubini、指揮: R.ムーティ、ベルリオーズ 「幻想交響曲」 <Teatro Alighieri>
- 7/3  Orchestra Giovanile Luigi Cherubini コンサート、指揮: R.ムーティ、メンデルスゾーン「バイオリンコンチェルトハ短調作品64」、ベルリオーズ「幻想交響曲」<Palazzo Mauro Andre>
- 7/6 Staatkappelle Berlin コンサート、指揮: D.バレンボイム、マーラー作曲「交響曲第7番」 <Palazzo Mauro Andre>
- 7/7 Strumentisti dell'Orchestra Giovanile Cherubini コンサート、指揮: L.Kavakos、J.S.バッハ、ストラヴィンスキー、ハイドンの作品 <Palazzo San Fracesco>
- 7/8 ウィーン国立歌劇場合唱団コンサート、指揮: Uwe Theimer、ブックステーゼ、G.ガブリエル、シュッツなどの作品 <San'Appolinare in Classe>
- 7/13,14,15 ワーグナー「ワルキューレ」、指揮: Jacek Kaspszyk 、リトアニア国立オペラ団 <Teatro Alighieri>
- 7/21 フィレンツェ5月祭オーケストラコンサート、指揮: R.ムーティ、ヴェルディ「レクイエム」  <Palazzo Mauro Andrea>

※他にも色々あるので、関心のある人は音楽祭のサイトを調べる事をお薦めします。

●チケットオフィス
Teatro Alighieri
Via Mariani 2 48100 Ravenna
電話: (国番号39)0544-249244 Fax: 0544-215840
E-mail: tickets@ravennafestival.org
URL: http://www.ravennafestival.org

※ホテル、レストラン、街の見所などについては2005年5月号ラヴェンナをご参照ください。

10. トリエステ Trieste

長い間オーストリアに統治されていたトリエステは、イタリアでありながらウィーンの雰囲気が漂う。町の中心ウニタ・ディタリア広場には壮麗なネオクラシックの建築が立ち並び、郊外には白亜のミラマーレ城がその美しい姿をアドリア海に写している。城内には城を建てたマクシミリアンとシャルロッテ、ギリシャに行く時によくこの城に立ち寄ったエリザベート皇妃の肖像画などが展示されている。

トリエステの通常のオペラシーズンは11月から6月頃まで。このトリエステに夏オペレッタフェスティバルがあり、安い金額で、質の高いオペレッタが鑑賞できる。今年のオペレッタフェスティバルは6月30日から始まる。

●日程表
- Lombardo Ranzato作 「Il Paese dei Campanelli」 6/30,7/3,4,5,7
- G.Gershwins作 「ボギーとべス Porgy and Bess」 7/11,12,13,14,15 <Sala Tricovich>
- Vn Suppe作 「美しきガラテア La bella Galatea」 7/20,21,22
- Savary-Deguerre(Da Offenbach)作 「ラ・ぺリコール La Perichole」 7/24,25,26,27,28,29

●チケットオフィス 
Teatro Lirico "Giuseppe Verdi"
Riva 3 Novembre,1 34121 Trieste
電話: (国番号39)040-6722111 Fax: 040-6722249
E-mail: boxoffice@teatroverdi-trieste.com
URL: http://www.teatroverdi-trieste.com

※ホテル、レストラン、カフェなどについては、2003年5月号トリエステをご参照ください。


牧野宣彦さん連載記事の載った
月刊サッカー専門誌『CALCIO2002』

イタリアサッカー界の話題が満載の月刊サッカー専門誌『CALCIO2002』(カルチョ2002)に、現在、牧野宣彦さんが連載記事をご執筆中です。

牧野宣彦氏より
今月7月号はヴェローナの音楽祭について書いてますので是非お読み下さい。

イタリア世界遺産写真貸し出しサービス(有料)のご案内
イタリアは世界で一番世界遺産が多い国で、北から南まであわせて41箇所を数えます。
このたびイタリアの世界遺産41箇所すべての写真データをデジタル化いたしましたので、いつでも写真を有料でお貸し出しします。
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☆お問い合わせ先☆
foto@japanitalytravel.com
担当:牧野宣彦


著者プロフィール

牧野宣彦(まきののぶひこ)


早大卒。1974年旅行会社にて日本初のニューイヤー・スカラ座オペラツァーを企画。その後コンピュータ会社を経て、1998年によりイタリア、ボローニャ在住。フリーのトラベルライターとして、旅行、音楽、グルメ関係の執筆、写真撮影をする。 2003年オーストリアのエリザベート皇妃、2004年ゲーテのイタリア紀行、2005年モーツァルトのイタリア旅行とオーストリア、2006年はイタリアの世界遺産など毎年テーマを決めて写真撮影を行っている。著書「イタリアの歴史的ホテル・レストラン・カフェ」(三修社)、「イタリアオペラツァー」(あんず堂)「イタリアのベストレストラン」(透土社)「音楽と美術の旅、イタリア」(共著、音楽之友社)などがある。





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