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15 maggio 2007

LEZIONE 97 〜 上級編/過去の2つの動作の表現(4)

高田 和文




今回もまた、過去の2つの動作を言う表現を学びます。近過去と半過去の文、またこれらを組み合わせた文にはだいぶ慣れていただいたはずです。今回は「大過去」という時制を使った文を覚えましょう。
大過去は、avere またはessereの半過去の活用形のあとに過去分詞を続けた文です。近過去の文と組み合わせた形で使い、その時点で「もうすでに・・・してしまっていた」という意味を表します。
また、2つの文をつなぐ接続詞としては、quando(・・・したとき)が、よく使われます。

キーフレーズ

Quando ........, ........  ・・・したときには、もう・・・していた
クァンド........, ........

●こんな場面で

1)ふだんの行動を言う
「大過去」は形としてはかなり難しい時制ですが、ふだんの会話でもたいへんよく使います。接続詞quando のあとに近過去の文を言い、そのあとに大過去の文を続けます。近過去で表された動作をした時点で、「そのときすでに・・・してしまっていた」という意味になります。quandoに続ける近過去の文をあとに置いてもかまいません。

Quando siamo arrivati all'aeroporto, l'aereo era già partito. 私たちが空港に着いたとき、飛行機はもう出発してしまっていた。
クァンド スィアーモ アッリヴァーティ アッラエロポルト ラエーレオ エーラ ジャ パルティート

Avevo già mangiato quando Luigi mi ha chiamato.   ルイージが電話をしてきたとき、私はもう食事をしてしまっていた。
アヴェーヴォ ジャ マンジャート クァンド ルイージ ミ ア キアマート

Quando sono uscita dal negozio, avevo speso tutti i soldi.  店を出たとき、私はお金をぜんぶ使い果たしていた。
クァンド ソーノ ウシータ ダル ネゴーツィオ アヴェーヴォ スペーゾ トゥッティ イ ソルディ

2)過去の経験を言う
同じ構文を使って、過去のさまざまな出来事や経験を言うことができます。やはり、近過去の文と大過去の文を接続詞の quando で続けます。2つの動作の時間的な前後の関係をしっかり頭に入れて文を作ってください。
また、近過去の形は動詞によってavere とessereを使い分けなければなりませんが、大過去の形も同様です。よく使う動詞については、何度も練習をしてすぐに使い分けられるようにしておいて下さい。再帰動詞の大過去の形も、近過去と同じくessereを使って作ります。

Quando siamo venuti in Italia, avevamo già imparato l'italiano.  私たちはイタリアに来たとき、すでにイタリア語を学んでいた。
クァンド スィアーモ ヴェヌーティ イニイターリア アヴェヴァーモ ジャ インパラート リタリアーノ

Franca si era già laureata quando ci siamo conosciuti.  私たちが知り合ったとき、フランカはすでに大学を卒業していた。
フランカ スィ エーラ ジャ ラウレアータ クァンド チ スィアーモ コノッシューティ


講師プロフィール

高田和文(たかだ かずふみ)
静岡文化芸術大学教授。大学やテレビ・ ラジオの講座におけるイタリア語教育、イタリア演劇の研究・紹介活動などが認められ、2006年5月イタリアのカヴァリエーレ勲章を授章。著書に「話すためのイタリア語」(白水社)、「NHKスタンダード40イタリア語」(NHK出版)など。     
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