7 June 2001
LEZIONE 16 値段をたずねる
高田 和文
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Galleria Vittorio Emanuele U ,Milano
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買い物などで値段をたずねるときの、もっとも基本的な言い方を覚えましょう。目の前の品物を指して、このフレーズを言うだけで十分です。ただし、相手が言う値段の数字を聞き取るのははじめのうちは難しいかもしれません。必要があれば、数字を書いてもらうようにしましょう。大事なのは自分から積極的にたずねてみることです。
キーフレーズ
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Quanto costa?
クァント コスタ
いくらですか?
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●こんな場面で
1)お店で
お店で買い物をするには、このフレーズが絶対に必要になります。Quanto costa のあとにたずねたい品物の名を言います。イタリア語でどう言うかわからなければ、品物を指して Quanto costa? とだけ言っても、たいてい通じます。また、品物を言うかわりに、questo(これ)、quello(あれ)などで代用してもかまいません。
Quanto costa quello? あれはいくらですか?
クァント コスタ クェッロ
Quanto costa questa borsa? このバッグはいくらですか?
クァント コスタ クェスタ ボルサ
Quanto costa quella giacca in vetrina? あのウィンドーの中のジャケットはいくらですか?
クァント コスタ クェッラ ジャッカ イン ヴェトリーナ
2)劇場やコンサート会場で
お店以外に、劇場やコンサート会場などでもこのフレーズが役に立ちます。お店とちがって、品物が目の前にあるわけではないので、biglietto(チケット)、posto(座席)、programma(プログラム)など基本的な単語を覚えておくようにしましょう。
また、platea(1階席)、galleria(2階以上の席)などの区別も知っていると便利です。
Quanto costa un biglietto? チケットは1枚いくらですか?
クァント コスタ ウン ビリエット
Quanto costa un posto in platea? 1階の席はいくらですか?
クァント コスタ ウン ポスト イン プラテーア
Quanto costa il programma? プログラムはいくらですか?
クァント コスタ イル プログランマ
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講師プロフィール
高田和文(たかだ かずふみ)
静岡文化芸術大学教授。NHKテレビ「イタリア語会話」監修者。著書に「話すためのイタリア語」(白水社)など。
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