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19 April 2001
LEZIONE 13 数をたずねる
高田 和文
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Galleria Vittorio Emanuele U ,Milano
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どんな言葉でも数の言い方ははたいへん重要です。これから何回かは数や値段を取り上げます。今回はまず「いくつ〜?」とたずねる言い方を覚えましょう。これは実際には、みなさんが言うよりも相手が言うのを聞く機会のほうが多いかもしれません。
キーフレーズ
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Quanti .....? クァンティ Quante .....? クァンテ
いくつ〜?
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●こんな場面で
1)お店で
「いくつ〜?」とたずねるには、quanti または quante のあとに名詞の複数形を続けます。イタリア語には男性名詞と女性名詞とがあり、それぞれ単数形・複数形の語尾の母音が違います。男性名詞の多くは francobollo → francobolli(切手)のように、女性名詞の多くは cartolina →cartoline(ハガキ)のように複数形を作ります。quanti のあとには男性名詞複数形、quante のあとには女性名詞複数形を続けます。何度も声に出して言ってみて、語尾の母音が一致するという感覚をつかんでください。
Quanti francobolli? 切手を何枚?
クァンティ フランコボッリ
Quante cartoline? ハガキを何枚?
クァンテ カルトリーネ
Quante buste vuole? 封筒を何枚必要ですか?
クァンテ ブステ ヴォーレ
2)距離・時間などをたずねる
quanti, quante を使って、距離や時間をたずねることもできます。やはり男性名詞には quanti, 女性名詞には quante を使います。語尾の母音の区別は微妙ですから、実際に言い間違えてもあまり気にする必要はありません。頭で考えるよりも音の感覚をつかむことが大事です。
Quanti chilometri? 何キロメートルありますか?
クァンティ キローメトリ
Quante ore? 何時間かかりますか?
クァンテ オーレ
Quante fermate per la stazione? 駅まで停留所がいくつですか? クァンテ フェルマーテ ペル ラ スタツィオーネ
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講師プロフィール
高田和文(たかだ かずふみ)
静岡文化芸術大学教授。NHKテレビ「イタリア語会話」監修者。著書に「話すためのイタリア語」(白水社)など。
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