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イタリア料理研修日記 「イタリアのドルチェビータ」 |
15 Gennaio 2004 第3回 「パン屋 きよみ (Panificio Kiyomina)」の巻
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![]() 私のかわいい子供たち!
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| そして、私のシチリアでの料理研修がはじまった。私のはじめての仕事は前夜食べて感動したばかりのパンを作ることだった。
パニーニを4種、天然酵母の細長いパンを3種。 はじめのうちは、なかなか目標時間まで焼き上げることが出来ず・・・。くじけそうになった。はやくしなくちゃー。気持ちははやる。でもパンは生きもの。ましてや発酵時間の1番かかる季節、冬である!
発酵状態の見極めは本当に難しい。でもいい状態の時に焼いたパンの美味しさといったら!!
いや、我ながら美味しいパンだった!!そしてここにシチリア、特にラグーサ近郊の食材の縮図の一部をみることができる。特にシチリア産の硬質小麦を使うのがポイントだ。
天然酵母で焼くフィローネ(細長いパン)3種 硬質小麦に粗く挽いた小麦を混ぜる白いパン。 これに半分オリーヴを入れ練って、さらにオリーヴを丸ごと具にするオリーヴざんまいのパン。ネロ(黒)と呼ばれるものは全粒粉、そば粉、スペルト小麦をひいたものに干しぶどうと香ばしくトーストしたアーモンド入り。 これがまた発酵に時間がかかるのだが、フォアグラのオーダーにも使用していたし、ワインが進むのだ!手間はかかるが、美味しさの見返りがすばらしいパンなのである。お酒が進むで思い出したが、グリッシーニも焼いていた。モティアの粗塩を周りにつけたものは思わずビール!という感じ。「これでお酒が売れる」シェフもにんまり。 これらパンに使った食材はほとんどシチリア、ラグーサ近郊のもの。シェフ,チッチョは地ものの食材、リチェッタを愛し、皆に食べさせてあげたいと料理に積極的に使う。元気に育った色つや良い野菜や新鮮な魚介、魚ばかりと思いきや、美味しいお肉がたくさんある。好奇心がくすぐられてたまらない。
一方、はじめて入るキッチンでは、分からないことばかりで失敗ばかり。先回りしてだれか掘っている人がいるハズと思える位、落とし穴に落ちる。時にはしょんぼりすることもある。
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