| 1日目 |
「今年はゆっくり」
ローマRomaへのフライトの到着は夕刻でした、去年の反省から今年はローマに泊まることにします。空港でレンタカーを借りて近郊のホテルにチェックイン。明るいうちに余裕で到着しホッとしました。(Fiumicino泊)
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| 2日目 |
「ウンブリアの夏風景」
朝ホテルを出発。まずめざすところはウンブリアのなだらかな風景。なだらかな風景というと真っ先にトスカーナを思い浮かびますが、ウンブリアは?ということでRomaの北にあるアヴィリアーノ・ウンブロAvigliano Umbroを選びました。
ここには世界的に貴重なドゥナロッバの化石森林La Foresta Fossile di Dunarobbaもあり到着するまでとても楽しみでした。インフォメーションからさらに離れたところに入口がありました。ここでは化石森林を女性ガイドの案内で散策しました。
ピョンと突き出た木の化石がいくつもあり田園風景に囲まれのどかなところでした。
この一帯は道すがら向日葵が一面に咲きなだらかな風景に囲まれています。糸杉が見当たらないのがトスカーナとの違いかもしれません。
次はテルニTerni近郊のローマ時代に人工的に造られたマルモレの滝Cascata di Marmore。到着したときには次の放水時刻まで間があり見晴台などを散策しました。
16:00から放水が始まり瀑布がとても壮観でした。パンフレットを見るとマルモレの滝を描いた絵画(Orneore Metelli作)が東京の世田谷美術館に所蔵されているが
わかり少し驚きました。また北東に進む途中道路からも滝の全容をみることができます。
今日はシビッリーニ山Monti Sibilliniの裾野に広がるノルチャNorciaに宿泊します。ここはイタリアでも最高の黒トリュフ産地として有名です。
村の広場周辺にはサラミを売るお店がいっぱいでしたが、なかには日本語で「チョコレート屋」と書いたお店もありました。夕食は私たちが"村一番のレストラン"と名づけた"Il Granaro del Monte"を予約しておきました。(Norcia泊)
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| 3日目 |
「スローフードの味わい、そしてスリル」
今日のハイライトはMonti Sibilliniのグランデ高原Pian Grande。7月初旬ころにはラベンダーやポピーの花で色とりどりなのですが、ちょっと遅かったようでした。
高原を散策し、羊の放牧を見たりしてカステッルッチョ・ディ・ノルチャCastelluccio di Norciaの近くまできますと、わずかながらラベンダーの花畑が残っていました。
お昼になったので村へ、ここはもともとぺコリーノや リコッタ などのチーズ造りが有名ですが、lenticche(レンズ豆)が名品と教えてくれたのはレストラン"La Taverna di Castelluccio"
の親父さんです。はるばる日本からの一家が"Buono!"という挨拶に、これは食べなくてはダメだということでお皿に軽くレンズ豆のシチューを持ってきてくれました。
屋外のテラスはほんの数席ですがPian Grandeを見下ろし、軒の巣にやってくるツバメを観察しながら楽しいひとときを過ごしました。
昼からは山を越えマルケ州のアックアサンタ・テルメAcquasanta Termeに行きました。温泉の湧き出す洞窟の奥がプールになっているというのが秘湯ムードを誘います。
しかし行ってみると嫌な予感が・・・写真でみた山間のテルメ施設は今では使われてない様子です。ホテルに聞きに行くと今日はホテルのプールも休みなのだが、ここにくる人は崖下の河原に
入っていくのよと説明されました。河原で温泉の余り湯を石でせき止めて入浴しているようです。河原へ降りる方法といっても階段があるわけではなく崖をただ攀じ降りるだけの危険なものでした。
河原に到着するとなぜかみんな熱いお湯が噴出しているトンネルの中へ入っていきます。何だろうと思って入っていきますと、洞窟の中に小さな滝があり滝壷でファンゴ(泥)を付けたりして何人か
遊んでいました。河原にはゴミなどもあり正直綺麗とは言えませんでしたが、なかなかスリルがありおもしろかったと思います。ただしJITRAテルメレポートでは間違いなくボツネタになってしまう
ことでしょう。
夕方Norciaに戻る途中、郊外のスーパーマーケットに立ち寄って買ったふじりんごは小ぶりですが食べてみたら日本のものと同じ味でびっくりしました。
今晩も"村一番のレストラン"に行きました。帰りがけの夜の広場は賑わっていて、同じホテルに滞在していたA.C. Arezzoのメンバーもユニホーム姿で散歩していました。 (Norcia泊)
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| 4日目 |
「Monti SibilliniからMarcheの海へ」
朝Norciaを出発し、田舎道を北へフラサッシ鍾乳洞Grotte di Flasassiに向かいます。入口は峡谷にありバスで駐車場から向かいます。内部は14℃とひんやりしています。最初にミラノのドゥオーモ
ほどある大広間を抜けると奥に続く道があり階段を上ったりして約1.5kmの見学コースを歩きましたが意外と長く感じました。ガイドの説明で鍾乳石の見立てを"ジャンヌ・ダルク"や"羊"と呼んでいま
したが、正直言うと"ピサの斜塔""サンピエトロ聖堂"と呼びたい岩が殆どでした。
駐車場に戻るとお昼の時間をずいぶん過ぎてしまいましたが、せっかくここまできたわけですから、是非立ち寄りたかった"Da Maria"に食事にいきました。ここピエロサーラPierosaraの村は渓谷を
見下ろせる山の上に位置して、昼でもほとんど人影がありませんでした。しかしレストランの中に入るとビックリ、大勢のお客さんがいて、お誕生会をしているテーブルも有りました。
山ともお別れをして東へとNumanaヌマーナに行きます。ここはBlue Flagビーチとして賞されたひっそりとしたリゾートです。ホテルもビーチの近くにあり、また砂浜ではなく綺麗な小石のビーチなの
で大変気に入りました。夕方までビーチで遊びました。(Numana泊)
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| 5日目 |
「Coneroの女王」
朝Numanaの港からいよいよConeroコネロの女王Le Due Sorelle(二人姉妹)のビーチに出発です。観光ボートに乗り20分ほど崖沿いに進むと、海の中に2つの白い岩が見えてきます。そして周囲を
旋回して近くのビーチに到着しました。 まさに秘密のビーチという表現がぴったりします。海の青さではシチリアのほうがくっきりしていると思いますが、ここのビーチはコネロ山Monte Conero
の白と海の青に囲まれ今までになく感動しました。お昼まで滞在し午後からはNumanaに戻りビーチで夕方まで遊びました。
今晩は"Ristorante La Costarella"に行ってみました。Via IV Novembreという階段の路に家々が連なりちょっとした名所になっているようです。レストランは一軒家を工夫しているためかテーブル
は数席しかありませんでしたが、インテリアやテーブルウエアなどとても繊細でした。イタリアらしからぬところですが、料理も新イタリア料理(各国の料理法を取り入れ、盛り付けも美しさを取り
入れた新しい手法)のスタイルでセレブな夕食となりました。スタッフも日本人の方で、出会いがとても不思議なように思えてきました。 (Numana泊)
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| 6日目 |
「サンマリノ、ウルビーノ観光」
今日は一日観光スポットに行きました。まずサン・マリーノSan Marino。切手やコイン、VISAスタンプなどを記念品にしました。その後はウルビーノUrbinoに行きCasa di Raffaello(ラファエロの生家)を見学しました。
Numanaに戻るとビーチで夕方まで遊びました。ちょっと心残りなのがUrbino近郊・トリュフの都アックアラーニャAcqualagnaに時間が無く行けなかったことでした。 (Numana泊) |
| 7日目 |
「ポー川のデルタ地帯」
マルケともお別れなので朝早くからビーチで遊びました。お昼ぐらいにラヴェンナRavennaのSan Vitale聖堂に到着、観光しました。昼食はJITRAでも記事にあった近くの"La Gardela"、デザートも
しっかり食べてしまいました。エミリア・ロマーニャ州に入り料理も少し違ってきて、私たちがおなじみのイタリア料理に近いように思いました。
RavennaからE55を北上するとポー川デルタ地帯Delta Poに入ります。途中コマッキオ潟Valli di Comacchioにかかると鳥たちが羽を休めている姿が見えました。さらに進みDelta Poの街
メゾラMesolaにつきました。シンボルはCastello Estense(1578 , Alfonso II によるエステ家の城)。かなり大きな城でしたが周囲は観光客もいなくてひっそりとしています。
今夜の宿Locanda del Boscoがあるボスコ・メゾラBosco Mesolaに進みます。宿に到着してしばらく時間がありましたので近くのIl Boschetto di Santa Giustina(サン・ジュスティナの小さな森)
に子供たちは昆虫を探しに行きます。Torre Abate (アボットの塔) は16世紀の建物で水郷風景に見事に溶け込んでいます。自然を残し、まさに世界遺産にふさわしい風景と思いました。
(Bosco Mesola泊) |
| 8日目 |
「ヴェネツィア、フェッラーラ観光」
今日はヴェネツィアVeneziaを訪れます。E55を北上しキオッジャChioggiaに差し掛かりますとヴェネトのラグーンLaguna Venetaが広がり世界遺産の始まりです。車をゆっくり走らせ眺望しました。
海鳥のような白い鳥もたくさんいて、デルタ地帯ともまた違った風景です。VeneziaでSan Marco寺院を見学した後はフェッラーラFerraraに行きました。Castello Estense(エステ家の城)
やCattedrale(大聖堂)を見学しました。Ferraraからの帰り道、イタリアで始めて水田地帯を見ました。 (Bosco Mesola泊)
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| 9日目 |
「森の探検」
朝からIl Gran Bosco della Mesola(メゾラの大森林)へ行きました。ここは1058ヘクタール(皇居の約9倍)の広さを持ち、宿からも全貌が見えます。湿地帯に広がる広葉樹、針葉樹林が保護されており、
周囲はフェンスで覆われています。もちろん入園自体も厳しく制限されています。入口では自転車を借りる事ができましたので、家族全員自転車で周ることにしました。森の道は舗装されておらず木の根や
土で動きにくいところも有ります。最初は雑木林の鬱そうとした森の中にクヌギに似た木もあり昆虫も見つかりそうな感じがしました。しばらく進むと少し明るい林に着きました。
突然、鹿の群れと目が合いました。タッタッタタとあっという間に鹿が逃げ出していきます。人になれていない野生の鹿でした。また別なところではかわいい小鹿も見かけました。森の中は不思議なもので
いっぱいでした。2時間ぐらい自転車で周り、昼も近くなったので森を出ることにしました。昆虫は捕まえることが出来ませんでしたがドングリを拾ったり植物を観察したり、自転車で探検したり収穫は
たいへん多かったと思います。
昼をLocanda del Boscoで過ごした後、ボローニャBolognaの街へと出発しゴールも目前です。途中郊外にあるショッピングモールに寄った後、Bolognaに到着し夕食まで街を散策しました。 (Bologna泊)
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| 10日目 |
「出発」
Eurostar ItaliaでBolognaを出発し、午後Malpensa空港より出発しました。 |