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ヴェネト見聞録
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15 Gennaio 2004 第六回(最終回) パッラーディオ、グラッパ、パリオ、ブドウ畑 ー 個性きわだつ珠玉の4都市 − ヴェネト州 Veneto 三浦 和美 |
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今回はヴェネト見聞録の総集編です。ヴェネトにはまだまだ新参者の拙い連載をこれまでご愛読頂き、誠にありがとうございました。最終回ということで、気になるヴェネトの町をいくつか、そして私がヴェネトでいまだに困っていることをご紹介したいと思います。
☆ヴィチェンツァVicenza(ヴィチェンツァ県) 写真説明
上:ヴィチェンツァの中心にそびえたつバジリカ、パッラーディオ作 左下:バジリカ 右下:ルネサンスの天才建築家、アンドレア・パッラーディオの彫像
☆バッサーノ・デル・グラッパBassano del Grappa(ヴィチェンツァ県)
☆アーゾロAsolo(トレヴィーゾ県) 写真説明
左下: アーゾロのパリオ、鮮やかな旗を操る旗手のパレード 右下:美味しいグラッパを生み出すアランビッコ(蒸留器)
☆ソアーヴェSoave(ヴェローナ県)
☆その他、注目したいスポットは、ドロミーティ渓谷を抱くベッルーノBelluno県の山岳地帯。冬はオリンピックレベルのスキー場、夏は避暑地として有名なコルティーナ・ダンペッツォCortina d’Ampezzoは、ドロミーティの真珠と呼ばれ、世界中のVIPの御用達。
写真説明
左下:城壁が美しいソアヴェの町 右下:ブドウ畑が連なるソアヴェ城の日没
☆ヴェネト、これは困った! その2.霧の恐怖!ヴェネツィア、ミラノ、トリノなどの北イタリア主要都市を結ぶ高速道路A4では、毎年必ずといっていいほど、霧が原因となる玉突き事故(被害総数200台!といった信じられない数字を記録することもあります)が起こっています。冬場にレンタカーを借りて運転される方はくれぐれもご注意下さい。ちなみにこの霧の原因となる湿度、夏には日本列島並みのジトジトした暑さをもたらし、これまた困りものとなっています。 その3.ヴェネト方言。。。イタリアのどの地方にも確実に方言が存在し、訛りを聞くだけで、この人はトスカーナの人だとか、ナポリターノだ、などとばれるものですが、ヴェネト訛りでは語尾の母音が発音されないことが多く、beneベーネだとbenベン、paneパーネだとpanパンといった具合です。方言の方といえば複雑怪奇そのもので、14年間ローマで使っていたイタリア語ではまったく歯が立たないのには愕然としました。イタリア語は国営放送RAIのニュースで話されるものが“一応”、標準語と思っている私にとって、このヴェネト方言を受け入れるべきかどうか、葛藤する日々がいまだに続いています。方言を解さないことには、サッカーの時、ボールもパスしてもらえないとの理由で、迷う私を尻目に長男の方はあっという間に、方言をマスターしてしまいましたが。。。
“一般的に”(例外はどこにでもいますので)、ヴェネト人は素朴で正直、勤勉で生真面目。。。典型的なイタリア人のイメージよりむしろ日本人のメンタリティーに近いものを感じさせます。タクシーに乗ったり、お店で買物をしても、お釣りをごまかされるといったケースは少ないと思いますが、観光客ズレしているヴェネツィアだけは、ヴァポレットに“出稼ぎのスリ”などが出没しますのでご注意を。ゴンドリエーレのお兄さん達も日本人とみれば値段をふっかけてきますから、ヴェネト方言で、”Quanti scheiクアンティ スケイ(料金いくら、scheiはヴェネト弁でお金と言う意味)?”と対抗してみれば、驚かれるかもしれませんね。皆様の楽しいヴェネトの旅を心よりお祈りしています。
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| ヴェネト州データ Dati di Veneto
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