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クールマユール市長 ロマーノ・ブルア氏へのインタビュー
JITRA:市長さん、クールマユールとその近郊について簡単に説明してください。
市長:イタリア北東部、ヴァッレ・ダオスタ州にあるクールマユールは、イタリアアルプスの中で古くから有名な町です。ヨーロッパで最も高い堂々たるモンテ・ビアンコ(モンブラン)の麓にあり、山登りの拠点として世界的に知られています。山岳スポーツに必要な施設も整っており、大変魅力的な町です。
フランスやスイスからも近いのですが、クールマユールの町はアルプス山脈の日がよく当たる場所に位置しています。つまり、イタリア側にあるということですね。
JITRA:クールマユールの観光面での特徴は何でしょうか。
市長:クールマユールは"アルプスの真珠"とも言われています。山岳都市らしい町並みとそれを取り囲む美しい景色、そして長い伝統を持つもてなしの心は、その名にふさわしいものと思います。
標高1224メートルの谷あいに位置するこの町は、まず17世紀に湯治場として有名になり、旅行者が訪れるようになりました。今では、世界的なスキー場として大勢の人たちがその魅力にとりつかれています。滑降スキー場は、午前中に日が良く当る北東の平面部分と、午後に日が良く当る北西の森林部分の2つからなり、クールマユール・モンブランロープウエーが走っています。もちろん、オフピステやクロスカントリースキー場も人気です。スケートやカーリングなどができるスポーツセンターもあります。また、夏になればトレッキングやマウンテンバイク、ラフティングやカヌー、乗馬、ゴルフなど、大自然の中で色々なスポーツを満喫できます。
クールマユールは、アルプスの自然を保護する政策をとっています。自然や伝統はそのまま保ちながら、一方で時代とともに歩んでいる町と言えるでしょう。
JITRA:クールマユールで見逃してはならない場所、主なイベントを教えてください。
市長:見逃してはならないもの、それは私たちのモンテ・ビアンコMonte Biancoです。絶対に期待を裏切りません。とてもスペクタクルなロープウエーに乗れば山を近くから眺めることもできます。それから、フェレ谷Val Ferretは、冬にはクロスカントリー愛好者にとって天国ですし、夏には素晴らしいトレッキングコースや眺めの美しいゴルフ場となります。
これらの見所だけではなく、クールマユールの町の生活スタイルや伝統なども味わっていただきたいと思います。
イベントの中で思い出していただきたいのが、"クールマユール・ノワール・イン・フェスティバルCourmayeur Noir in Festival"です。1993年から毎年12月にこの町で開かれている映画・文学の世界的なイベントです。1940年代、50年代に流行した犯罪映画"フィルム・ノワール"の世界は、現代性と社会の陰部を映し出すものですが、若者から教養人まであらゆる人たちが楽しむことができるものです。そんな"ノワール"な映画(推理、スリラー、ホラー、ブラックコメディ、ファンタジーなど)を集め、ベストフィルムを決定します。また、文学においてはレイモンド・チャンドラー賞が選ばれます( http://www.noirfest.com/) 。
JITRA:市長さんおすすめのお店や特産品を教えてください。
市長:クールマユールには、イタリア国内だけでなく世界的に有名な高級ブランドのお店がありますので、エスクルーシブなショッピングをお楽しみいただけます。
美味しいものと言えば私たちの伝統的な料理。山岳地帯特有の、素朴ながらも風味豊かで栄養満点の料理です。
クールマユールから約10キロのところにはヨーロッパで最も標高の高い葡萄畑があり、特徴的なワインを産出しています。その他にもはちみつ、"フォンティーナ"チーズ、サラミなどの特産品があります。
JITRA:日本からの旅行者のみなさんにメッセージをお願いします。
市長:2006年トリノ冬季オリンピックのフィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香選手は、勝利の前1ヶ月余りをクールマユールで過ごし、調整したんですよ。私たちの栄養満点の郷土料理やこの場所が絶対に彼女に有利に働いたにちがいありません。
私たちは日本からもっと大勢の方々いらっしゃるよう期待しています。両手を開いて皆様を歓迎いたします!
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