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カリアリ市長エミリオ・フロリス氏へのインタビュー
JITRA: 市長さん、カリアリの町について簡単に説明してください。
市長:
サルデーニャ州の南部に位置する州都カリアリは、どの季節に来ていただいても、美しい色彩と光の輝きでみなさんをお迎えします。海から来られる方も、飛行機に乗って来られる方も、青い海や空に囲まれた他では見られない素晴らしい風景をごらんいただけます。
カリアリは地中海内で戦略的に重要な位置にありますが、それ以上にその豊かな美しさが、長い歴史の始まりから多くの民族や多くの旅人をひきつけてきたのだと思っています。重要な民族を挙げると、初期サルデーニャ人、フェニキア人、古代カルタゴ人、古代ローマ人が次々とやってきましたし、さらにはジェノヴァ、ピサ、アラゴン王朝、ピエモンテなどからの人々もやってきました。
さらに、その自然の美しさだけでなく、文化的・芸術的な遺産が、歴史的地区の通りのあちこちに、教会に、博物館に、伝統行事に、さらには食文化の中にいまだ残っています。
しかし、言葉でカリアリの魅力を説明するのは難しいですね。実際にこの町を訪れてもらうのが一番だと思います。
JITRA:観光面でのカリアリの特徴は何でしょうか?
市長:
観光面ではカリアリはあらゆるものを提供できます。海水浴場のある海岸のそばには、潟水系の整った美しい自然がありますし、紅フラミンゴが巣を作っている公園もあります。さらに、先に言ったように、歴史遺産など文化的な魅力もあります。しかも、それらすべてが都市の活気と絡み合っています。ショッピングゾーンや様々な催し物のための空間が充実しており、大きな市民劇場ではオペラを楽しむことができますし、若者向けイヴェントもあります。
要するに、カリアリは人々の要求を広く満足させることができる町なのです。その独自性は、イタリアのあまり知られていない町の歴史的コースに飽きた日本人観光客の興味をひくはずです。
JITRA:カリアリの町で見逃せない場所、また主要なイヴェントは何ですか?
市長:
もし私が理想的なルートを進むとしたら、港porto、そしてローマ通りvia Romaの市庁舎Palazzo Municipaleから始めるでしょう。歴史的、芸術的に価値あるものが多く残っています。ここから、マリーナ通りvia
Marinaに進みます。この通りはお店がたくさんある典型的な歴史的地区です。そして、城塞に守られていた地区へと行きます。ここにはドゥオーモDuomoのあるパラッツォ広場piazza
Palazzoや、その近くにはエレファンテの塔torre dell'Elefante、そしてサン・パンクラツィオの塔torre
di San Pancrazioがあります。さらに、私は博物館のとりでCittadella dei Museiを訪れます。そこから、多くの中世の教会が残る地区へと進みます。日没時には、サン・レミーの要塞Bastione
di San Remyを絶対に訪れるでしょう。そこから素晴らしい夕暮れを眺めることができます。
その他に町の訪ねるべき場所を挙げると、市美術館となっているサン・ミケーレ城Castello di
San Michele、町の芸術文化センターであるエクスマExma、展示会などが開かれるラッザレットLazzarettoやゲットGhettoがあります。古代ローマ円形劇場Anfiteatro
romanoやフェニキア・古代カルタゴの墳墓の遺跡necropoli fenicio punicaも興味深いです。カリアリのもっとも純粋な食文化を知ってもらうには、サン・ベネデットの市営市場mercato
civico di San Benedettoもおすすめです。
民族色の強いイヴェントとして真っ先に挙げないといけないのが5月1日に開かれるサルデーニャの守護聖人、聖エフィージオの祭りSagra
di Sant'Efisioです。カリアリやその郊外からサルデーニャ衣装に身に付けた人々が集まります。
また、ヨット大会やフォームラ3000などのスポーツイヴェントも開かれます。
JITRA:おすすめのレストラン、おみやげなどはありますか?
市長:
カリアリの素晴らしいレストランやお店のいくつかだけを紹介するのは正しくないと思うので、名前は挙げません。しかし、カリアリの歴史的中心地、そしてそれ以外の場所にも、伝統的特産品を使ったレストランやトラットリア、伝統的手工業品を手掛けるお店があります、とはおこたえできます。
料理に関して言えば、もし魚がお好きなら、日本のように生では食べませんが(貝類などは別ですが)、当地の魚料理には驚かれると思います。ともかく、ホシザメのくるみソースburridaやボラの卵の塩付けbottargaなど、魚をベースとした私達の特産品を味わってみてください。絶対がっかりされることはないと思います。同様に私達のプリモピアットやデザートも気に入ってもらえるはずです。
JITRA:日本からの観光客へ向けてメッセージをお願いします。
市長:
日本の親愛なるみなさんへ。私たちは、私たちの伝統があなた方のものと大きく異なっていることを知っています。しかし、数年前に私が美しい日本の国を訪れた時のように、ちょっとした"冒険心"に身をゆだねることができる点ではあなた方も同じであろうことも知っています。どうぞ後悔されることのないように。私たちも日本のみなさんのように島に暮らしています。サルデーニャ島民とみなさんとの間に類似点が見つかるかもしれませんよ。どうぞカリアリにいらしてください。歓迎いたします!
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