JITRA:市長さん、トレヴィーゾの町を簡単に説明してください。
トレヴィゾは、イタリアの北東部の平野地帯に位置する人口約80,000の町です。シーレSile川が流れています。
この川は、地下からの涌き水からできた川としてはヨーロッパで最も大きなものです。ヴェネツィアやパドヴァといった大きな町が近くにあり、地理的にわかりやすい場所に位置しています。ヴェネツィアの海岸線からは約60キロ、そしてアルプスからもわずかな距離です。高速道A27を利用して車で、あるいは電車や飛行機でも簡単に来ることが
できます。
シーレ川の水路が巡るトレヴィーゾの町は、ロマンチックで温かい雰囲気を漂わせています。また、フレスコ画で外観を装飾された建物があるのも特色です。また、比較的若者人口が多く、ダイナミックな雰囲気もあります。
JITRA:トレヴィーゾの文化面での特色は何でしょうか。
町は中世の面影を残すチェントロ・ストリコ(歴史的中心地)の周りに広がっており、1500年代につくられた壁で囲まれています。壁の一部は今でも通り抜けることができ、とても魅力的な場所のひとつです。その他にも、チェントロ・ストリコの通りや広場を歩いていると、たくさんの素敵な景色やモニュメントに出会うことができます。
町にはいくつかの博物館があります。それぞれが比較的近い場所に位置していて、トレヴィーゾの文化的な面を見ていただくことができます。特にお勧めしたいのが、サンタ・カテリーナ教会Santa Caterinaとその博物館です。同教会内部には、トマソ・ダ・モーデナの作といわれるサン・オルソラの物語のフレスコ画が保存されています。また、市立美術館Pinacoteca
cittadinaでは、トマソ・ダ・モーデナの弟子達によるフレスコ画や、ロレンツォ・ロット、ティツィアーノ・ヴェチェリオ、ジャンバッティスタ・ティエポロの代表作、またジーノ・ロッシやアル
トゥーロ・マルティーニの現代絵画を見ることができます。
また、市庁舎や他の教会も芸術的、建築学的に見ても非常に興味深いもので、トレヴィーゾ市民の財産です。
JITRA:トレヴィーゾで見逃してはならない場所はどこでしょう。
前述したチェントロ・ストリコには、”トレヴィーゾのサロン”と言えるシニョーリ広場Piazza dei Signoriやトレチェント宮殿Palazzo dei
Trecentoなど、特徴ある文化的な財産がたくさんあります。さらに付け加えたいのが、最近修復されたばかりのロッジャ・デイ・カヴァリエリLoggia dei Cavalieriです。12世紀に騎士のためにつくられた開廊(ロッジャ)で、当時の騎士たちがここでおしゃべりなどを楽しんでいました。それから、毎日魚市場が開かれるイソラ・デッラ・ペスケリアIsola della Pescheriaもお勧めです。
トレヴィーゾでは、年中通してなにがしかの文化的イヴェントを企画しています。特に夏にはいくつかの広場でいろいろな催し物が開かれますので、訪れるのに適しているといえるでしょう。
JITRA:トレヴィーゾの特産品を教えてください。
トレヴィーゾには古くから伝わる地元の伝統料理がたくさんあります。特に、トレヴィーゾ一帯で栽培される野菜ラディッキオは、ラディッキオ・ロッソ・トレヴィジャーノRadicchio Rosso
trevigianoとして世界中に知られ、トレヴィーゾの料理でも大事な要素です。すでに紀元77年の書物に「ヴェネト地方の赤いレタス」として紹介されています。秋から冬に収穫され、12月のクリスマスの週には毎年ラディッキオの見本会がトレチェント宮殿の開廊(ロッジャ)で開かれます。また、シーレ川で捕れる鱒やうなぎを使った料理も、トレヴィーゾならではの料理と
いえるでしょう。
チェントロ・ストリコにはポルティコ(アーケード)のある広い遊歩道があり、いろいろな特産品のお店があります。シニョーリ広場からドゥオーモ広場をつなぐカルマッジョーレCalmaggioreは古代ローマ時代の幹線道路だった通りで、エレガントなお店が並んでいます。
JITRA:日本人旅行者に対して市長さんからのメッセージをお願いします。
トレヴィーゾの町は、”陽気で愛らしい場所 Marca gioiosa et amorosa”として常に知られてきました。住みやすく、そして人々を迎え入れるホスピタリティにあふれています。是非私達の町にいらしてください。文化的な町の財産を見つけることができるでしょう。そして、ちょっと滞在してみて、地元民のプライヴェートな一面、普通の生活を垣間見るのも楽しいと思います。トレヴィーゾの人たちはその温かさや親切さで皆さんの心地良い滞在を助けてくれてはずですし、特徴ある色々な場所は皆さんに絶対に気に入ってもらえると信じています。
