オルヴィエート市 Orvieto
17 Marzo 2003
オルヴィエート市長 ステファノ・チニッキ氏 Sig.Stefano Cinicchi, Sindaco di Orvieto
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※写真をクリックすると大きな画像で見られます 写真提供:オルヴィエート
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オルヴィエート市長、チニッキ氏へのインタビュー
JITRA:市長、オルヴィエートの歴史と特徴を簡単に説明していただけますか。
オルヴィエートの町を歩くと3千年の歴史を見ることができます。最も古い定住者の記録は鉄器時代、そして紀元前7〜3世紀に エトルリア人 Etruschi が町の発展に尽くしました。その後、前264年にローマ人の侵入により、エトルリア人は現在のヴォルセナへ移動しました。しかし、古墳や神殿の遺跡などから、現在もこの町にはエトルリアの文明が色濃く残ります。
12世紀に自治都市となったオルヴィエートは、13〜14世紀に大きな繁栄を見せました。多くの建造物、教会や宮殿はこの時期に建てられ、中でも1290年に建設が開始された美しく有名なドゥオモ Duomo が代表的です。
また、オルヴィエートの町は地理的にも特徴があり、凝灰岩でできた崖の上に建てられています。町の地下には、奥深く井戸と地下道や洞窟が形成されており、興味深い 地下の世界 が広がっています。長い歴史の中で、地下の世界は貯水槽、粉挽場、連絡壕、ワイン貯蔵庫など、様々な用途に使われてきました。
JITRA:歴史と伝統を重んじるオルヴィエートですが、文化振興の面で力を入れていることは何ですか?
豊かな歴史的文化財を保管するだけに終わらずに、最新の教育と研究の場も提供しています。幅広い大学のプログラムと大学院コースのある“チェントロ・ストゥーディ Centro Studi”の他、演劇学校、音楽学校、外国人のための語学・文化学校があるおかげで、多くの国から芸術家、研究者、学生が集います。チェントロ・ストゥーディは正にドゥオモ広場に位置し、情報通信工学、建造物保護学、自然環境保護学、考古学などで専門分野課程を提供しています。また、アメリカやカナダを中心にイタリア国内外の大学と提携し、滞在型のプログラムコースを実施していますから、国際的な雰囲気を味わいながらイタリアの伝統と町の豊かな芸術・文化を学ぶことができる、最高の学習環境と言えます。
同様に、音楽学校も演劇学校も内容の充実した、国際レベルの教育を行なっています。町の様々な文化イヴェントの活性化にもつながっています。
JITRA: 町の伝統工芸や土産品などを教えてください。
町の第一の手工芸品は 陶器 Ceramica とテラコッタ製品です。町には多数の陶器工房がある他、現在、陶器博物館の開設準備が進められています。レース編みと木工細工も有名です。また、エトルリアの伝統と言うべき貴金属細工もあげられますね。
食べ物では、オルヴィエートはその昔“ワインの湧き出る町”と呼ばれていた通り、ワイン生産が盛んです。「オルヴィエート・クラッシコ」はこの町を代表する白ワインです。上質なオリーブオイルも自慢です。
JITRA:最後にオルヴィエートの祭事や観光のアドヴァイスをお願いします。
先に申し上げた通り、文化振興に力を入れていますので、年間を通じて様々なイヴェントが開かれます。手工芸品市、スローフード(ワインや郷土料理の試飲食会)、演劇公演、商業見本市、音楽コンサートなど。1月の国際的なイヴェント「フリーダンス祭」、パスクア(復活祭)に開かれるドゥオモでのクラッシックコンサート、町中にジャズ音楽やゴスペルの歌声が響く「ウンブリア・ウィンター・ジャズ祭」などです。
小さくても魅力のつまった町ですので、駆け足ではなく、ゆっくりと落ち着いて滞在をしていただければと思います。留学をお考えの皆さまも是非お越しをお待ちしていますよ。
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オルヴィエート市データ Dati di Orvieto
ウンブリア州 Umbria
■アクセス
鉄道:ローマ‐ミラノ間の列車が停車するので便利。ローマからは約2時間。
自動車:高速道路A1のオルヴィエートOrvietoを出る。ローマから120km、フィレンツェから160km。
■インフォメーション
観光自治社 Azienda Autonoma Turismo
Piazza Duomo 24 05018 Orvieto
電話:(国番号39)0763 / 341772 Fax: 0763 / 344433
オルヴィエート市のサイト:www.orvieto.it
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