日本人ゾロゾロの団体ツアーに参加していたのでは、どこへ行こうと...例え世界の果てまで行ったって、日本人同士、日本語で世間話しているのだから、異文化の交流なんて無理な話。
ローマやフィレンツェの店でよく威勢のいいおばちゃんが4、5人でイタリア人を囲んで日本語で値切っているのを見るけど、あれもねー。なんだかみっともないよね。
この間なんてイタリア人に日本語でべらべらまくしたてて【あら、あんた日本語わからないの?】だって。おばさん!ここはイタリアだってば!
さて131号線にはいった後は一直線。コルシカ島のように一車線で道路の両側は草ぼうぼうの舗装もしていない道路に比べたら、非常に走りやすい。右に単線の線路をみながら
(そういえば、サルデーニャにいる間、一度も列車の走っている姿を見なかった)、一路オリスターノへ。道路はオリスターノの手前でサッサリSassariとオルビアOlbiaに分かれる。オルビア
の手前、ヌーオロまでは順調だった。ヌーオロの町からは国道からはずれて少し南下してオリエーナへ行くのだが、町にはいったら、標識が、、、、
あれ〜なくなった!しょうがない、町の墓地公園前でおしゃべりに興じているおじいさん達にオリエーナへの道を確認。そうか!そうか!真っ直ぐね。Grazie、Ciao!
ヌーオロからは谷におりるように坂道をくだり、あとは道なりに、、、
オリエーナにつくが、いつの間にか小さな町も通り過ぎ、まわりは畑やオリーブの木ばかり、家らしきものなんかなーにもない?!乾燥しきった埃っぽい細い道をひたすら走る。なんか心細く
なってきた、ちょうどその頃、右手にSU GOLOGONEの文字が見えた。やっと着いた。といっても8:30にカリアリを出発して途中オリスターノの近くでコーヒータイムして、
11:00には到着した。
●Su Gologoneでのランチタイム
敷地内の木々は色鮮やかな花をつけ、蝉の大合唱で歓待してくれた。パーキングには車がいっぱい。この地方の伝統的なスタイルを誇る5つ☆デラックスホテルだ。
白い壁、オレンジ色の屋根、汗が噴出すような暑さから逃げるように入ったロビーはひんやり気持ちのよいタイル敷き、ロビーや廊下に伝統工芸品が飾られ、ベランダに出れば木陰に置かれた
籐のイスにコットンのクッション、本当にほっと一息つけた。せっかくだから部屋も見せてもらったが清潔なリネンのベッドに木組みの天井、どの部屋もやすらぎを覚える空間に仕上がっていた。
プールサイドでは欧米からの(特にイギリスやドイツからの)ヴァカンスを楽しむ長期滞在者がパラソルの下でのんびりと単行本をひろげ、くつろいでいた。またスパもあり、ジャグジーや
アロマテラピー、指圧、アーユルベーダをはじめとしたマッサージのメニューも本格的にそろっていた。
こんな田舎に考えられない完璧な施設だ!まさに知る人ぞ知るって感じ。(でも欧米では有名なんだろうな)
写真左:豚の丸焼き?、右:Su Gologoneでのランチ
庭のかたすみに大きなバーベキュー炉のようなものがあり、薪がくべてあり、串にささった豚の丸焼き?自家製ソーセージ?から香ばしいにおいがしてきた。
GRURURU、、、、。もうたまらない。レストランもオープンした。さあ昼食だ!
レストランのベランダ席からはプールと広大な台地が見渡せる素晴らしい眺め。
さっと出てきたPANE CARASAU(薄焼きパン)。素焼きのつぼに入ったハウスワイン。パスタも自家製。フレッシュトマトのソースが抜群。メインは、もちろんARROSTO
MISTO(ローストのミックス)とSALSICCE(自家製ソーセージ)、こんがり焼けた皮とジューシーな肉。口の中いっぱいに広がる肉のうまみ。サルシッチャの脂身の加減も絶妙。
いい。
あれもこれも食べたかったが、デザートとエスプレッソでFINITO。おなかいっぱいになったところで、そろそろ出発。
●北のパラウへ
フロントでSUPERSTRADA(無料高速道路)に出る道を教えてもらい、あとはひたすらオルビアを目指した。右にオルビアの町と空港を見ながら、16:30パラウ到着。国道クラス
の道を走っている分には標識もきちんとしているし、全く問題なし。
【Capo d'Orso】も目の前だ。暑い一日も終ろうとしていたが、サルデーニャの太陽は我々がHOTELに着くまでしっかり元気でいてくれた。
次回は驚くべきリゾートホテルのお話へ、、、つづく。
著者プロフィール
佐藤 玲央(さとう れお)
27年前からイタリアに魅せられ、年の3分の1はイタリアに滞在している。
ここ数年は、シチリアやサルデーニャをはじめとしてイタリアの小都市へ足をのばし、それぞれの文化に新たな発見を見い出している。
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