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サルデーニャへ行こう
サルデーニャ旅行記〜Vacanza in Sardegna〜
 
15 settembre 2005

第1日目 ローマから空路、カリアリへ

旅行者:佐藤 玲央


カリアリのカテドラル
6月25日(土)
サルデーニャ島カリアリ行きのゲート前では、搭乗前からヴァカンツァは始まっていた。
小さなリュックを背負って並ぶ孫を優しく見守るおじいさんやおばあさん、Tシャツ、単パン、サンダル姿でおしゃべりに興ずるファミリー、皆これからはじまるサルデーニャでのヴァカンツァを楽しみにした人々であふれていた。
6月の半ば、日本はうっとうしい梅雨まっさかりだが、この時期は航空券も夏に比べればずっと安い。でもヨーロッパは昼も長いし、気候もよいし、すでにバカンスシーズンにはいって、一足早い夏休みを先取りするにはベストシーズンだと思う。

ローマからは1時間ちょっとの空の旅。私たちは真っ青な空と灼熱の太陽に迎えられ、カリアリの地に無事到着。市内のホテルまでは車で15〜20分。
昼前には早々にホテルにチェックイン。少し休んでから、港に向けて散策開始。でも人がいない。暑さのせいかな?土曜日だから?みんな海に遊びにいっているんだ。
路地に入れば、日陰、ここちよい風が通り抜け、汗がスーとひいて気持ち良い。眩しい空を見上げれば、目にはいってくるのは、ナポリでも見かけたような洗濯物のオンパレード。ロープにかけた洗濯物の数は半端じゃない。でもこの暑さなら大きなシーツでも1時間あれば、乾いちゃうだろうな!じとじとした日本を思うと、からっとした気候がうらやましくなる。海に平行しているサルデーニャ通りVia Sardegnaには美味しいレストランがあるとか?でもまだ早すぎた。12:30からOPEN。それではもうひとまわり。

写真左下:港一望、右下:お土産屋の兄弟

●サルデーニャの特産品
お土産屋をみつけて早速、中へ、Buongiorno!
中は結構広く、オリーブオイル、ワイン、パスタ、チーズ、ボッタルガ(からすみ)、陶器、ワラ細工などなど、サルデーニャの特産品であふれていた。
店の名前は【Sapori di Sardegna】。
相手をしてくれた陽気なSignor Roberto(ロべルト氏)は社長の弟。ツアーのガイドもしているようで、英語は流暢、日本語もあいさつくらいは完璧?!。 さらにこの店は日本の雑誌にも取り上げらたとか。見せてもらうとイタリア料理の本だった。ちなみにサルデーニャのパスタといえばMALLOREDOUS (ちょっと形容は悪いけど、いもむしのような形をしたパスタ)、FREGOLA(スープパスタ)それから特産としてはMILTO酒(島に自生する植物で作った食後酒) とオリーブは絶対に賞味してほしい逸品。こんな特産品もすべてそろっていた。
兄弟会社は今後、郊外にレストランを併設した民芸の店をOPENするとか?パソコンで着工中のプログラムをみせてくれた。これからのイタリアはサルデーニャだね!と 盛り上がる。デジカメで写真をとってCiao!

●海の幸満載のランチ
さて、そろそろサルデーニャでの第一回目のお食事タイム。Sapori di Sardegnaとは目と鼻の距離にある地元の人にすすめられたレストランは 【Trattoria Lillica】。
入り口には前菜がならび、奥行きの深い店だ。12:30のOPENで我々がテーブルについたのが12:40。あれよあれよという間に50以上もあるテーブルが いっぱいになった。さっそく出てきたのが、その後、島のどこでもお目にかかることになったパン(PANE CARASAU/大きな薄焼きせんべいのようなパリパリの パン)と地元のワイン(これがまた美味!)。

テーブルの係り、Signor Giampaolo Giordano(ジャンパオロ・ジョルダーノ氏)はヴェニスにもいたとか?日本人のテレ笑いの特徴をうまく真似 して笑わせる。メニューもあるが、なにが美味しいのかわからない。隣のテーブルで地元の人がたべているあのムール貝みたいのが、いいなあ。というと、任せてといわん ばかりに、スペシャリティを出すとのこと。
その後、次から次にでるシーフードの数々に本当に満足した。山盛りのあさりとムール貝のワイン蒸し。タコのマリネ、しらすのフリッター、タコのトマト煮、、、、。 このまま永遠に前菜がつづきそう。パスタも食べたいのですが、、、と恐る恐る前菜STOPをお願いし、パスタへ。相棒はボッタルガの生臭さが駄目のようなので、 ボンゴレのパスタにするが、2つもパスタとって食べられるか?と心配になる。すでにおなかは風船のように破裂寸前。

するとボンゴレのパスタを一皿とガラスの器にはいった粉をもってきてくれた。デザートもあるから、ボンゴレのパスタを二人で食べて、ボッタルガが食べたい人はこれを かけて食べてみて!という。その粉こそボッタルガの粉末だった。
ゆでたてパスタにボッタルガ!むーうまい!
地元の人々も今日あがった魚のアクアパッツァとか。あれも美味そうだった。
もうだめといいつつ、最後にデザートのセアダス(リコッタチーズ入りの揚げパイ)とエスプレッソで締めくくり、楽しいランチタイムは終了。
写真左:前菜の数々、右:レストランにて

●カリアリ散歩
その後、ローマ通りVia Romaからラルゴ・カルロフェリーチェ広場Largo Carlo Feliceをあがってエンネ広場Piazza Yenneにでてマンノ通りVia Manno(商店街)を散歩して ホテルへ戻るが、暑いさかりの町中には人影はなし。店もクローズ。夕方(17:00〜20:00)にまた開くようだ。一旦ホテルに戻る。
おなかが一杯になって涼しい部屋に入れば、自然と目も弛む。
そのまま横になって気がつくと17:00。
でもまだ外はまっ昼間。今度はホテルから北へ、坂をのぼってドゥオーモを見学に。

ホテルでドゥオーモへ行くには、エレベーターを使えばよいとホテルのスタッフが教えてくれたが、しばらく歩いてもなんの標識もなし。
あっ!あったあった!木陰になっているけどAscensore(エレベーター)という薄れた文字の看板を見つけ、上へあがっていく。OH!港が見える。カリアリの町が一望 できるパラッツォ広場Piazza Palazzoについた。さらに登りの道を進むとCattedrale(カテドラル)へ出た。
しかしながら、すでに閉まっていたので、中を見ることができなかったが、さらに上には古い塔が残っている博物館もあった。
石畳をゆっくり歩く、涼しい風がほほをなで、21:00、やっと夕闇をむかえる。

もとの道をもどると、いつも間にか、広場はオープンカフェになっていた。黒シャツのギャルソンとテーブルにはおしゃれなキャンドルがともり、カップルの到着を待ちわびていた。 そこはサルデーニャという田舎っぽいイメージは全くなく、おしゃれな雰囲気にあふれていた。
さらにずらずらと坂道をおりるとOH!昼間、人っ子一人いなかったエンネ広場に出た。でも昼間の様子とはまったく違う。なんだかどこにこんなに人がいたのかと思うほど人、 人、人であふれ、老若男女、家族そろって、カップルでそれぞれにおしゃべりを楽しんでいた。観光客というかアジア人というか、とにかく私たち位しか見当たらない。今朝、機内で 一緒になったバカンツァの人たちは空港からカリアリ近郊の海岸プカPuka、ヴィッラシミウスVillasimiusなどに直行しているようだ。
サルデーニャのサタデーナイト は地元ッ子と一緒に長蛇の列に加わって買った【Artigianale】のジェラートを舐めながら明日からのサルデーニャ縦断コースを話しながら、第一日目の夜はふけていった。

著者プロフィール

佐藤 玲央(さとう れお)

27年前からイタリアに魅せられ、年の3分の1はイタリアに滞在している。
ここ数年は、シチリアやサルデーニャをはじめとしてイタリアの小都市へ足をのばし、それぞれの文化に新たな発見を見い出している。
 





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