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私の自然紀行 − 読者からの投稿記事 バックナンバー |
15 Gennaio 2004 「大自然からの贈り物 〜第五回:クールマユールの ゲレンデより!! (素敵な同僚と仲間に囲まれて)〜」 ヴァッレ・ダ・アオスタ州 Valle d'Aosta 市川 照子 |
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| イタリア各都市をクリスマス・イルミネーションが素敵に色彩り始めると同時に盛大なクリスマス・シーズンの訪れを感じさせられます。イタリアへ移り住みはじめて過ごしたクリスマスはミラノでした。イブから降り始めた雪に“ホワイト・クリスマスだね!”って感動したのもつかの間、大雪となり翌日には空・陸路とも麻痺する事態に発展。そのころミラノ・旅行会社に勤務していた私としては素敵なホワイト・クリスマスが一転し、大変な思いをしたのを今でも覚えています。 ・・・それから数年。今年のこの時期を私はアオスタで迎えています。モンテビアンコ(Monte Bianco)に勤務する友人たちの紹介でこの冬私はクールマユールのスキー場にあるレンタルスキー店にて勤務しています。といってもこの地域でも大きな会社(社名:SKI IN)でクールマユールの街中とゲレンデに2店舗を構えています。私はこのゲレンデ店舗に所属し、スキーレンタル(スキー板・スノボー・靴など)だけでなくデポジット(預け)やスキー用品の販売など数部門を約15名ほどのスタッフと共にはたらいてます。 写真説明
上:夕日に染まるMonte Bianco。いつ見ても雄大です。 左下:ゲレンデを降りるロープウェーから眺めたクールマユールの町並みの一部。 さらに日が落ちると街頭が灯り、さらに素敵に街を輝かせます。 右下:左側がロープウェー。右側が違うゲレンデへいくリフト。 いずれにしてもここから上にゲレンデが広がっているのです。
とにかく毎日が楽しい!ミラノの時とは違って日本人は全くの私一人。イタリア人の会社でイタリア人の仲間。そしてイタリア人と外国人のお客様を相手に過ごす毎日なのに不思議と充実していて楽しいのです。もちろん私が失敗や言葉の壁を昔のようにくよくよしなくなったせいもあるでしょう。・・・といってもこの生活環境の中で小さいことにこだわっていたらやっていけないのも確か。また、真の意味で“人間らしい生活”をしてるなぁと実感しながら暮らしているのです。 私はここで何か大切なものを得・感じた気がします。(これからの私の生き方に大きな勇気と自身を与えてくれる感性。それは私ではなく周りの人々から与え・感じさせられ、そしてそれを自分自身で気づき始めてる人生の道しるべ)
イタリア人の同僚達もすんなり外国人の私を仲間として迎えてくれ(私って本当に度胸あるんだなって我ながらビックリするほど、何の怯えもなく彼らの中に入りこんでいったのです)今では彼らにとって東洋人の私の存在はマスコット的なものとなり日々かわいがって(からかわれてといったほうが正しいかな)もらってます。同僚である彼らは時に本当に素晴らしい私のイタリア語の先生となり、RとLの発音を始め、私がしゃべるイタリア語の中から間違いを的確に直してくれると共に、私の質問に対しても分かりやすく説明してくれます。 写真説明
左下:私が働いているSKI INが入っている建物。 ここはゲレンデの出発地でもあり建物に書かれている CHECROUTはここから上に登るロープウェー乗り場の名前です。 右下:ご覧下さい。クリスマスバカンス最中は常にデポジットでいっぱいです。
私の担当はデポジット。ここはお客様と一番交流する場所。1週間から2週間のバカンスを過ごすお客様は自分のスキー板や靴をここに預けていきます。常連のお客様のように今シーズン(12月から5月)貸しきる方の管理も含まれます。どのサービス業でも共通するようにお客様と直接関わる接点ほど会社にとって一番重要なセクションといえます。しかし、お客様にとっても東洋人がここで働いてることが物珍しくもあり嬉しくもあるようで、同僚も含めて日本語での挨拶が少しづつブームになってきてました。もちろん私が教えてるのですが、“興味”持つのはあくまでも彼ら。たまに日本人のお客様がいらっしゃるともちろん私が対応するのですが、覚えた日本語をどうにか使おうと一生懸命言葉を交わそうとする姿勢や、通じたときに無邪気に喜んでる彼らを見てると偶然とはいえ私がここではたらいてることが少なからず彼らにも何かしらの影響を与えてるんだなって実感させられ嬉しくなります。 このクリスマスバカンスが終わるころには私も常連客と大分仲良くなり、特に子供達からは本当にしたってもらっていました。子供達との交流を通じてその親からの信頼も高まり、同僚を通じてゲレンデで働いているその他の人々と知り合い・語り合え、そしてそこから私がここにいる存在・意味が確かなものとして確立されていくのを感じます。そのことから今私が何をすべきか、今後何をしたいのか、そしてこのアオスタを訪れる日本人観光客に何がしてあげられるかが徐々に私の中でクリアーになっていくのを感じ取れるのです。 毎朝私はわくわくした気持ちに襲われる瞬間があります。“今日はどんなお客様と出会い、どんな仕事をし、どんな一日が私を待っているのだろう”と。 そこには不安はあっても恐れはないのです。これって素敵なことですよね。素晴らしい大自然と素敵な仲間に囲まれ、落ち着いた人間らしい生活の中で今暮らしているという証拠なのでしょうか。
皆さん、もしクールマユールのゲレンデに来ることがあれば是非寄ってください。そして私の大切な同僚・仲間達に日本語で“おはよう・こんにちわ・ありがとう・どういたしまして”を使ってあげてください。彼らが現時点で喜んで使ってる言葉なのです!
写真説明
左下:子供達に内緒で大人たちが計画したサンタクロース。 これから天窓から降り、子供達にクリスマスプレゼントを届ける直前に記念撮影。 右下:クリスマスツリーの下に置かれたプレゼンと。24日の夜に交換し合います。
*レンタル店‘SKI IN’(ゲレンデ店 in CHECROUIT) SKI IN - Plan Checrouit -11013 Courayeur Italy Tel.0165.841231 / Fax. 0165.843566 E-mail. info@skiincourmayeur.it ●レンタル(半日〜数日) ・スキー板(ラケット込み)&スノーボード ・スキー靴&スノーボード靴 ・ソリ、子供用ヘルメット、ラケットなど ●デポジット<一時預かり所> (一泊〜ワンシーズン) ・スキー板&スノーボード&靴 ●スキー用品各種販売 ●スキー板修理(エッジ・ワックスなど) ●スキーチケット・リフト券販売 〜Mt.Bianco(モンテビアンコ)最新情報〜 ☆いよいよモンブラン越えスキー‘Valle Blanche’シーズン到来です。 スキー大好きな方。興味のある方。ヨーロッパ最高峰のモンテビアンコを滑り降りる快感を味わってみてください。私も去年経験しましたが本当にダイナミックです。何と言っても表側からは見ることのできない自然の壮観にも大感動!ただ設備されたゲレンデとはわけが違います。必ずガイド同伴で。 ☆耳より情報☆ イタリア側の頂上Punta HelbronnerにあるBar(バール)にこのたび日本語のメニューを設置しました。 モンテ・ビアンコを眺めながらのバールでのひと時がより充実しますね。 ☆Mt.Bianco(モンテ・ビアンコ)〜オフシーズン〜☆ 08Sep’03〜02Nov'03 *ロープウェー運行時間:08:20〜16:40(但し13:00〜14:00除く) *往復料金 La Palud - Punta Helbronner Euro 30,50pp 5歳〜11歳 50%割引 / 12歳から15歳 25%割引 / 60歳以上 10%割引 **個人で旅行される皆様へ 現地ガイド協会及び、ツーリストインフォメーションにおいては英語かイタリア語が必要とされます。そのため、夏・冬のアクティビティに関して、または目的別レジャー(スキー&スノボー、ロック・クライミングなど)に関してプロのガイド必要とされる場合は、日本語にてガイドの依頼から紹介までお手伝いを致します。また、この地域を訪問するにあたってのご質問に対しても、できる限りご協力させていただきます。何なりとご連絡ください。(下記参照) 連絡先:市川 照子(イチカワ テルコ) E-mail : terurinteruteru@hotmail.com or bacioconteru@tiscali.it 〜これからの季節、特に下記の要望にお答えします〜 *アオスタスキーゲレンデ情報 *モンブラン観光・・・お任せください!!現地Funivie Monte Bianco(ロープウェー)と直接的なパイプがあります。山の天気は変わりやすいとはいいますが、まさにその通り。山頂の天候など観光に必要な事前情報をお伝えできます。 *Valle Blanche (Mt.Bianco越えスキー;ガイド紹介)・・・トップシーズンが始まります。ヨーロッパ最高峰Mt.Biancoをイタリア側頂上からフランス側シャモニーまで滑り降りるダイナミックなFuori Pista!スキー&スノボー大好きな方にお勧めです。 【市川 照子(イチカワ テルコ)日本では7年間旅行会社に勤務。主に海外(特にヨーロッパ方面)を担当。退職後、単身イタリアへ渡り、ミラノにて旅行業ランドオペレータとして勤務。現在、自身が魅せられたこの地域へ移り住み、ここの魅力を日本人観光客へ紹介するために活動中。アオスタ州La Salle在住住】
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