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5 Giugno 2002
モデナ Modena
カフェ・コンチェルト Caffè Concerto
カフェ・リストランテ
レポーター聴涛洋子
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「ドゥオーモ正面のお洒落な多目的カフェ」
モデナはロマネスク様式を代表する立派なドゥオーモで有名。近所のパルマやボローニャに負けじと劣らぬ食い倒れの町でもあるが、一泊せずにドゥオーモだけサッと見て帰る、と言う観光客は多いでしょう。でも、その『サッという合間』にも立ち寄って楽しむことができるいい店を見つけた。
場所は、いちいち遠くまで探しに歩かなくていい、すばり町の中心グランデ広場!観光インフォメーションのある市庁舎の建物の一部を、レンガ柱などの古い造りを残したまま、モダンでお洒落なカフェに改造。その空間はちょっとNYっぽい。入ったとたん、ミラノでもこんなカフェは珍しいぞ、と思うほど。カフェの内部はいくつかのセクションに分かれ、軽食のとれるバール部分、ドカっと腰をおろすソファーのある団欒部分、きちんと食事のできるレストラン部分。レストランの内容はさすが最新のカフェだけあり! お刺身を載せたクスクスなど、ちょっとアジアンテイストを効かせた和洋折衷料理。それがとってもおいしい!しかも、ランチのビュフェは確か12.5ユーロで食べ放題。次から次へと別の品が運ばれてくるので、遅い時間に入っても食べそびれることはなく、デザートも豊富(カフェまで付いてこの値段!)。市庁舎からこのスペースを何年か契約で借りているオーナーは、今後Libreria(図書)コーナーをもっと充実させて、お茶をしながらアート、映画、音楽、デザインなどの本を閲覧できるようにしたいと言っていた。さらに、毎月1回一人の作家を招いて談話会を開いたり、先月は『ツインタワーを思い出そう』のテーマで写真展(無料)を催したりと、ただのカフェではないのだ。出し物はまだある。奥の小部屋にはピアノが置いてあり、毎週金・土にはジャズの生演奏も。これから夏にかけては、テーブルを広場に出して、ライトアップされたドゥオーモを肴にお酒と音楽が楽しめそう。
スシ・バーと文学カフェとギャラリーカフェとライブカフェをくっつけたような多目的な店。そんな粋なカフェ・コンチェルトは終日フル活動。Colazione(朝食)は7時半〜10時半、上述のLunch buffet(ランチ)は12時〜2時半、午後も閉まることなく営業(ティータイムと呼んでいる)、夕刻にはAperitivo(食前酒)、流行にうるさいモデネーゼが食事に出かける前に一杯飲んで格好つけている姿を見るのも楽しい。そしてCena(夕食)は8時半〜11時まで、その後も深夜1時までカクテルなどをやっている。あ〜ァ、私の町パルマにもこんなカフェがあればなァ・・・と、何故このようなカフェがモデナにはあってパルマにないのか、と聞いてみたら、パルマの友人達は『パルミジャーノは保守的だけど、モデネーゼは流行に敏感で開けているから』なんだそうだ。たった数十キロの距離の差なのに・・・。
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Barのカウンターもパニーニが充実
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