5月中旬からつい最近まで、イタリアに滞在していました。5月6月はイタリアのベストシーズン。真っ青な空と、カラッとした気候が最高です。また夜10時近くまで明るいから1日が有効に使えます。おかげさまでかなりの日焼けをしましたが、美味しいものもたっぷりと堪能、元気いっぱいの私です。
さて、今回はフィレンツェ・メイド第2弾をお送りしたいと思います。今回の滞在中フィレンツェ市内で私のフィレンツェガイド本を持ってきてくださった方にいっぱい遭遇し、みなさんからこの本は役に立ったと言っていただきました。著者としてうれしい限りです。多分これからフィレンツェに行かれる方もいっぱいいらっしゃると思います。今回の情報で、すばらしいフィレンツェ・メイドを手に入れてみてはいかがでしょうか?
写真トップ:@セレクトショップ「マエストリ・ディ・ファッブリカ」店内
写真下:ABオーダーメイドのシャツのお店「シモーネ・アッバルキ」
●オーダーメイドのシャツなら 「シモーネ・アッバルキ」
まずは、オーダーメイドのシャツのお店。シャツはやっぱり自分のサイズにぴったりしたものを選びたい。そこで、あまり肩肘はらず、気軽にオーダーできるお店を紹介します。
お店は、「シモーネ・アッバルキ」。常に300種類以上の生地を用意し、いろいろな好みにこたえてくれます。出来あがりは40日ほどかかるのですが、日本への発送も可能です。「イタリア人にとって、シャツのオーダーはごく日常の事、特別なことではないんだよ。」とはさすが!です。ぜひ世界で一枚、あなただけのシャツをオーダーしてはいかがでしょうか?
写真下:CD老舗の帽子店「グレーヴィ」
●創業1875年の帽子店「グレーヴィ」
シャツをオーダーしたら、オシャレには欠かせない帽子はいかがでしょうか?
「グレーヴィ」は、創業1875年、グレーヴィ一族が帽子作り一筋で続けて今のオーナーで4代目。トルナブォーニ通りから一本入ったスパーダ通りにありますが、お店が小さいので、見逃さないように注意です。店内には可愛い帽子がいっぱい並び、どれにしようか迷ってしまいます。試着をするときは、必ずお店の人に声をかけてからにしましょう。子供用の帽子もありますし、ユニセックスで使えるタイプもあります。日本人にとっては帽子は日よけが大きな目的ですが、イタリアでは帽子はオシャレの一部。じっくりと時間をかけて選んでみてはいかがですか?
写真下左:E「ファルシ・ジョイエッリ」のアクセサリー類 写真下右:F「ファルシ・ジョイエッリ」店内
●カジュアルアクセサリーの「ファルシ・ジョイエッリ」
お次はカジュアルアクセサリーのお店「ファルシ・ジョイエッリ」。ジョイエッリとは宝石という意味。とはいえ敷居が高いもの・・というわけではありません。ここはキャンディポップで、楽しくなるアクセサリーばかりです。すべてオーナーのシルヴィアさんのデザインで、使われている素材はイタリア製のガラス。例えば、クリスタルやムラーノガラスなど、さまざまな色や模様のガラスを組み合わせてリングやブレスレット、ネックレスなどを作っています。自分のセンスで、自由に気軽に選んでみてはいかがでしょうか?
写真下左:G「マエストリ・ディ・ファッブリカ」店内 写真下右:H「マエストリ・ディ・ファッブリカ」エントランス
●セレクトショップ「マエストリ・ディ・ファッブリカ」
最後は最近見つけたお店「マエストリ・ディ・ファッブリカ」をご紹介。ここは、トスカーナのいろいろな職人が作ったものを集めて売っている、いわゆるセレクトショップ。自然化粧品だったり、有名なスカルぺリア町の包丁、食材、アクセサリー、革製品などがお店にいっぱい! 奥にはバールカウンターもあって、食事もできたり、アペリティーヴォも楽しめます。お買いものをしながら、ワインと食事を楽しむのはいかがですか?
フィレンツェのお店は、お昼1時ぐらいから3時か3時半まではお休みになります。また夜も7時でほとんどのお店が閉まります。そして日曜日が休業のお店も多く、月曜日も午後から営業とか、お休みのお店も多い。また閉店まぎわにお店に入るのは避けた方がいいのです。閉店まぎわは、お店の人の対応が今ひとつになってしまうからです。このあたりを注意しながら、フィレンツェのお買いものを存分にお楽しみください。