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私の大好きなフィレンツェ
15 gennaio 2012

第8回 「フィレンツェのお勧めB&B」  

文・写真 石川みゆき

旅をするとき、宿を探すのは楽しいものですよね。でも知らない土地だしネットやガイド本だけで決めるのもなんだか不安です。それで、無難にホテルを決めてしまっていますか?せっかくイタリアに行くのだから宿も素敵で可愛い、感じの良いところに泊まりたいって思いませんか?

そこで今回は、私がお勧めでいつも使っているフィレンツェ市内のB&Bをご紹介しましょう。B&Bと言うのは、日本ではまだなじみがないかもしれません。B&Bというのはベッド・アンド・ブレックファーストの略で、その名の通り朝食と宿泊を提供する宿。サービス体制はちょっとホテルとは違います。24時間体制ではないこと、荷物を持ってくれる人がいないなどサービスは簡素です。そのかわりホテルなんかに比べて料金が安いので、長期滞在の多いヨーロッパの人たちの旅スタイルにはポピュラーな宿泊スタイルとなっています。またB&Bは個人や家族経営のこじんまりしたところが多いから、それだけ宿によってキャラクターやサービスが違うことは確かです。サービスの点を理解してくだされば、フィレンツェにはかなり快適に過ごせる優秀なB&Bがたくさんあります。

写真トップ@暖かく迎えてくれる「レジデンツァ・カーサ・ヌォーヴァ」のコーナー
写真下左A「オールド・フローレンス・イン」のエントランス  写真下右B「オールド・フローレンス・イン」のルーム

●駅の目の前にある「オールド・フローレンス・イン」
まずはフィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ駅の目の前の「オールド・フローレンス・イン」。正直私は駅の近くの宿はあまり泊まりません。何故かというと騒がしいし、少し治安に不安があるからです。でも翌日移動するとか、仕事上で駅の近くに泊まらなければならないようなときはいつもこの宿を使っています。駅前の割には、宿は落ち着いた雰囲気で、駅周辺は料金が高いことがあったりするのですが、ここは料金もリーズナブルです。お部屋も余裕があってゆったりと過ごせます。またアクセスも良く、観光スポットや中央市場などが近くにあり便利なところも良いですよ。

写真下左:C「レジデンツァ・カーサ・ヌォーヴァ」のルーム   写真下右:D「レジデンツァ・カーサ・ヌォーヴァ」のサロン


●リラックスして過ごせる「レジデンツァ・カーサ・ヌォーヴァ」
次は、ドゥオモから10分ほど歩いた、少し住宅街のほうにある「レジデンツァ・カーサ・ヌォーヴァ」
ここの宿の良いところはとにかく静かなこと、ものすごくリラックスして過ごせるのです。宿のオーナー姉弟ベアトリーチェとマックスがとても親切で感じがいい。お部屋もこだわりがあって、各部屋にテーマがあります。例えばこの写真の部屋は「帽子の部屋」。アンティークな帽子がおしゃれにディスプレイされています。やわらかい間接照明は旅の疲れをきっと癒してくれるはず。室内の飲み物は無料で提供してくれるのもうれしいサービスです。宿の中は代々受け継がれるアンティークな装飾品や家具が並び、アンティークに興味があるとまた楽しさも倍増します。ここでゆっくりとお茶を飲むのが私の楽しみなのです。

写真下左:E「レジデンツァ・マンツォーニ」のエントランス  写真下右:F「レジデンツァ・マンツォーニ」のルーム

●フィレンツエ暮らしを味わえる「レジデンツァ・マンツォーニ」
「レジデンツァ・マンツォーニ」は私が16年前フィレンツェで初めて泊まった思い出の宿。
今でもオーナーご夫婦とは友達付き合いをしていますし、良く使っています。ここは中心地から少し離れています。と言ってもドゥオモから徒歩15分。このぐらい歩いても大丈夫ならコストパフォーマンスがとても良い宿です。宿泊費はちょっと抑えたいという方の味方。しかし部屋はとっても余裕があるし、良くクリーニングがされた清潔なところがいつ行っても気持ちがいい。バスルームも狭い感じがしません。また朝食がお部屋内に用意されるので、朝食時間を気にせずに好きな時に食べられるのは意外とうれしいものです。近くには美味しいレストランやお店や市場などもあって、なんとなくフィレンツェに暮らしている気分にさせてくれます。私はこの宿は一人旅の方にもよくお勧めしています。 興味があるとまた楽しさも倍増します。ここでゆっくりとお茶を飲むのが私の楽しみなのです。

写真下左:G「アンティカ・ディモラ・フィレンツェ」のルーム  写真下右:H「アンティカ・ディモラ・フィレンツェ」のサロン

●優雅な雰囲気を楽しめる「アンティカ・ディモラ・フィレンツェ」
最後はちょっぴり優雅な雰囲気になれる宿「アンティカ・ディモラ・フィレンツェ」をご紹介します。私がフィレンツェで泊まりたい宿は?と聞かれたら、きっとここを選ぶと思います。それだけよく使っているということでもありますが・・・。
ここは中心地ドゥオモから徒歩5分という観光にも便利な立地にあります。まず入り口を入って感動します。サロンがとってもステキ!いつもシックな音楽が流れ、大きなソファに身をゆだねてみてください。あー、フィレンツェに来て良かった!ときっと思うことでしょう。もちろんサロンでは無料で飲み物が提供されます。お部屋に入るとさらに感動。夢の天蓋付きの大きなベッドが待っています。お部屋の装飾もオーナーのセンスの良さが出ていて、すべてが柔らかいトーンでまとめられています。この部屋の雰囲気としては決して料金も高くはないと思うはず。

今度のフィレンツェ滞在で、B&Bをぜひ使ってみてはいかがでしょうか?


私の大好きなフィレンツェ  著者プロフィール
石川みゆき (Ishikawa Miyuki)

料理コーディネーター・イタリア料理研究家・トスカーナコーディネーター、1997年にイタリア料理を学びにフォレンツェへ留学。イタリアの家庭料理、トスカーナ料理に魅せられ、フィレンツェの料理学校ル・コルドンブルー、トラットリアなどで勉強。以降、年2回は現地へ出向き料理の知識を深めている。また最近はトスカーナの宿、フィレンツェの街にもかなり詳しくなり、本も出版。現在はイタリア家庭料理を中心とした料理教室「トスカーナのテーブル」主宰。レシピのコンサルティング、料理関係書の執筆、講演、雑誌など幅広く活躍中。石川みゆきのトスカーナ&フィレンツェ食べ歩きツアーも開始されるhttp://ttravel.jp/orgtour/1007/111150/
著書は「世界でいちばん贅沢なトスカーナの休日」「たった15分でイタリア家庭料理」(青春出版社)「フィレンツェ通い詰めて見つけた食べ歩き&買い物案内」(扶桑社)など。http://www.geocities.jp/acquatoscana ブログ http://ameblo.jp/acquamiyu/


データ
Dati
■オールド・フローレンス・イン
Old Florence Inn

住所:Largo Fratelli Alinari ,11   Tel: 055−215401
http://www.oldflorenceinn.it/
料金:ダブルルーム 79 - 95ユーロ

■レジデンツァ・カーザヌォーヴァ
Residenza Casa Nuova

住所:Via della Mattonaia、21   Tel: 055−2343413
http://www.residenzacasanuova.it/
料金:ダブルルーム 79 - 95ユーロ

■レシデンツァ・マンツォーニ
Residenza Manzoni 

住所:Via Alessandro Manzoni ,2  Tel: 055−243566
http://www.residenzamanzoni.it/
料金:ダブルルーム 69 - 110ユーロ

■アンティカ・ディモラ・フィレンツェ
Antica dimora Firenze 

住所:Via San Gallo,72   Tel: 055−4627296
http://www.anticadimorafirenze.it/
料金:ダブルルーム 90 - 150ユーロ

注:料金については予告なしに変更される場合がありますのでご予約の前にご確認をお願いします。

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