寒くなりました。フィレンツェも盆地なので、冬は寒い!とはいえ雪はそんなに降らないみたいです。さて寒い冬、私はバールやチョコレートショップに立ち寄る回数が増えてしまいます。それはホットチョコレートを飲むため。日本のココアとはちょっと違います。濃厚で甘い、まさに温かいチョコレート。これをノドに流し込む。そうすると体が芯から温まって、もう少し歩こうと元気がでるのです。
私は自他認めるチョコレートフリーク。朝はチョコレートを食べるのが習慣になっているほど。だからフィレンツェの美味しいチョコレートショップやチョコレート菓子はかなり詳しい。そんなチョコレートフリークが今回はフィレンツェのお勧めチョコレートのお店をいくつかご紹介しましょう。
写真トップ@: 「ヴェストリ」のチョコレートドリンクとジェラート
下左A: 「コッコレ」店舗、右B: 「コッコレ」のチョコレート
●「コッコレ」の絶品のチョコレートブラウニー
まずは最近発見したお店「コッコレ」。ここのイチオシはチョコレート菓子。もちろんチョコレートも美味しいけど、ブラウニーやマフィン、エクレアなどが美味しいの。特にチョコレートブラウニーは絶品!毎日のように食べちゃいます。実はブラウニーだから日本に袋に入れて持って帰ろうとしたら、うちは毎日新鮮なものを作って売るから、長いフライトはだめだって言われてしまったのです。がっかりはしましたけど、お店のこだわりは素晴らしい。バールになっているからその場で食べられます。
写真左C: 「ヴェストリ」店舗 右D: 「ヴェストリ」のチョコレート
●チョコレートドリンクがおすすめの「ヴェストリ」
次はヴェストリ。ここは今やかなり有名になってしまいましたが、私は開店当時から注目していました。私のお勧めはチョコレートドリンク。濃厚な味はさすが!!。 お勧めは唐辛子パウダーを最後にふってもらうこと。だまされたと思ってお試しあれ。そしてジェラートも忘れてはいけません。チョコレートジェラートはまた食べたくなるカカオのコクです。
●「アンドレア・ビアンキーニ」の宝石のようなチョコレート
次はこだわりのシェフ、アンドレアさんの宝石のようなチョコレートをご紹介。お店は「アンドレア・ビアンキーニ」。シェフでオーナーの名前がそのままお店の名前になっています。ほんとに小さなお店。とにかく店内は美しいショーケースに宝石のようにチョコレートが飾られています。店内は甘い香りに包まれてつい食べたくなってしまいます。またクッキーなどの焼き菓子も箱詰めで売っていますので、お土産に最適です。私もいつもビスコッティやクッキーを買って帰ります。
写真上左E: 「アンドレア・ビアンキーニ」のシェフ、アンドレアさん、上右F: 「ドルチ・エ・ドルチェッツエ」店舗
写真下左G: 「アンドレア・ビアンキーニ」のチョコレート、下右H: 「ドルチ・エ・ドルチェッツエ」のチョコレートケーキ
●「ドルチェ・エ・ドルチェッツェ」のチョコレート・ケーキ
最後にもうかなり長く食べ続けているチョコレートケーキが美味しいお店、「ドルチ・エ・ドルチェッツェ」。ベッカリア広場というち場所にあって、ちょっと中心地からは離れますが、ここのチョコレートケーキは、私の中ではいまだにフィレンツェでナンバーワン。とにかくシンプルなチョコレートケーキですが、コクがあってほろ苦い、口の中でとろけるチョコレートの味を楽しめます。もちろん他のケーキも美味しいし、朝焼かれるチョコレートがいっぱい入ったコルネット(クロワッサンのようなパン)も大ファン。でも人気があって、夕方には売り切れてしまうことも多いので、早めに行くこともお忘れなく。コルネットは確実に午前中でなくなります。バールもあるので、その場で食べられますし、テイクアウトをお願いすると、すっごく素敵なラッピングをしてくれます。他にもお勧めのお店はいっぱいありますが、まずは次回フィレンツェに行かれたら、このお店を訪ねてみてください。特に寒い時期は、濃厚なホットチョコレートを体験してください。