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アマルフィコースト便り Dalla Costa d'Amalfi
 
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15 ottobre 2007

第6回 おすすめ旅プラン&
移動手段あれこれ













竹澤由美
皆さん、こんにちは。いかがお過ごしですか?
早いものでもう10月中旬になってしまいましたね。実は、アマルフィコースト便りは今回が最終回になります。よって、今日はこの1年間皆様から一番多く頂いた問い合わせ「移動手段のあれこれ」と、アマルフィコーストを満喫していただけるよう「旅プラン」と称して旅行する時の注意点や効率的な旅プランお話させていただきます。

●意外に快適、タクシー利用
JapanItalyの読者の方々はお見受けするに、イタリア旅行通だったり、個人旅行に慣れていてご自分で色々と計画を立てられている場合が多いようです。
例えば、ナポリからソレントへヴェスヴィオ周遊鉄道でいらっしゃり、その後ソレントからバスでポジターノ又はアマルフィへいらっしゃる方、ナポリから国鉄でサレルノへいらっしゃり、サレルノからバスでアマルフィへ、アマルフィでバスを乗り換えポジターノへ、などととてもタフな旅プランを立てられている方もいらっしゃいます。
ただ、大きなスーツケースを持ちながら、表示が全くなく、英語もほとんど通じない環境で上記のような移動をするのはとても体力を消耗してしまいます。できれば、ナポリからアマルフィコーストへいらっしゃる時だけでもタクシーを利用されるとよろしいかと思います。

とは言え、「ナポリからタクシーに乗るとぼったくられそうで怖い!」と思われるかもしれません。実際、ナポリのタクシーでアマルフィコーストに来るとアマルフィコーストのタクシーでナポリに行くよりも高くなることが多いようです。そんなトラブルを事前に防ぐには、宿泊予定のホテルにトランスファーを依頼されることが一番です。ホテル名とお客様のお名前を書いたプラカードを持った運転手が空港又はナポリ中央駅に迎えに来てくれれば、荷物の心配も移動の心配もなく、とてもスムーズです。(念のため、ナポリ空港又はナポリ駅−アマルフィ間の平均タクシー料金は約120ユーロ〜140ユーロです。)

特に、アリタリア航空で夜23時頃ナポリ空港にいらっしゃる方は、ナポリに1泊するよりもタクシーを事前に手配し直接アマルフィコーストに来てしまった方が翌日の朝からアマルフィコーストを満喫できてオススメです。(「夜ついたときは暗くてよく分からなかったけれど、今朝窓を空けて外を見たら絶景が広がっていて感激した!」とおっしゃるお客様が多くいらっしゃいます。)

●ゆとりが大切!アマルフィコースト内の移動
こちらにいらっしゃる皆さんの多くが口にされるのは「思っていたよりもアマルフィコーストって移動に時間がかかるんですね。」ということと、「移動にこんなに労を費やすとは思っていませんでした。」ということです。
そうなんです、ここアマルフィコーストは移動がとっても大変なんです・・・。例えば、ポジターノからアマルフィまでは車で約45分、又7月8月の真夏時は交通渋滞が多く1時間以上かかることも。列車はもちろん走っていない為、移動は車又はフェリーの2つになってしまいます。(さらに、日本の陽射しに比べ、こちらアマルフィコーストの陽射しはとても強いのでより皆さんの体力を消耗してしまう気がします。)

車の運転に自信のある方はレンタカーを借りて、所々景色の良いところで車を止めたりされるととても有意義だと思います。ただし、駐車場が少ないという問題があるため、宿泊されるホテルに駐車場の有無を確認されることをオススメします。

そして、多くの方が利用されるのがバスです。アマルフィコーストを走るバスはSITAというバス会社が運営していますが、このバスはあまり時間通りに来ないこと、又頻繁に時刻表が変わるという難点があります。今の日本の交通機関は時間に正確で、バスの時刻表もとても分かりやすくできているので、多くの日本の方にとってこちらのバスはとてもストレスフルなように見受けられます・・・。
例えば、ソレントからラヴェッロにいらっしゃる場合はソレントからアマルフィまで乗り換え無しで約1時間半から2時間、そしてアマルフィからラヴェッロ行きのバスに乗り換え約30分ほどですが、乗換えがスムーズにいかなかったり、満席のバスで海岸沿いのクネクネ道を走って来る為、「ラヴェッロに着く頃にはクタクタ」になっている方を多く目にします。

ですので、バスで旅行を楽しみたい方はぜひ「1日1箇所をめぐる!そして体力にゆとりがある時のみもう1箇所訪ねてみる!」という考えで移動されると、きっとより美しいアマルフィコーストの景色に酔いしれ、美味しいレストランでの食事を楽しめ、ちょっとした可愛らしい御土産にめぐり合えると思います。せっかくのんびりとした風土が自慢の南イタリアにいらっしゃるのだから、あまり欲を出さずにのんびり旅行を楽しまれるというのも郷に入ったら郷に従え、で良いと思いますよ。

さて、そしてもう一つの移動手段としてフェリーがあります。例えば、ポジターノ−アマルフィ間の移動はフェリーを使うと約25分。しかも海側から見るアマルフィコーストの美しさといったら言葉に例えようがありません。プライベートクルーズ気分でフェリーの2階テラス席から景色を楽しめば、あっと言う間にポジターノかアマルフィに着いてしまうでしょう。
ただし、一つ注意したいのは、海が荒れていたり雨が降っているときはフェリーが運行休止になることがよくあること。大きな荷物を持って移動する際は、運行休止の時の為にバスの時間やタクシー乗り場を把握しておかれることをオススメします。
バス会社SITAホームページ:http://www.sitabus.it/wps/portal/OrariCampania

●ホテルを決めるポイント
初めてアマルフィコーストにいらっしゃる場合や個人旅行にあまり慣れていないという方には、アマルフィ、ポジターノ、ラヴェッロのいずれかでホテルをご予約されることをオススメします。というのは、他の小さな町にホテルを取るとバス停が分かりにくかったり、移動に思いのほか時間をとられてしまったり、インフォメーションセンターが無かったり、何かと不便なことが多いからです。

では、この3つの町のどれを選びましょうか。
まず、ポジターノはゴージャスなリゾート気分に浸りたい方にオススメ!
アマルフィコーストではとにかく海を楽しみたい、イタリアンファッションにも興味がある、という方はポジターノがオススメです。ポジターノのビーチには富裕層の欧米人が多くいます。午前中の海はキラキラしていてとても綺麗です。ホテルのスイミングプールも華やかな雰囲気に満ち溢れ、多くのお店が立ち並ぶ小道沿いにはイタリアンハイファッション店もあり、リゾート気分も満喫しつつお買い物も楽しめると思います。
※ポジターノの情報は2007年3月号をご参考に。
2泊3日旅プラン
1泊目(到着日):ポジターノ内を散歩、観光局でアマルフィコーストの地図・最新交通情報を入手
2泊目:ビーチでのんびりした後、フェリー又はバスでアマルフィへ。アマルフィ観光後フェリー又はバスでポジターノへ戻る。
最終日:ポジターノ観光後、次の目的地へ。
(4泊できる方はポジターノ・アマルフィ以外にもう一つの町をプランに加えてみては?)

アマルフィは、歴史に興味があったり港町が好きな方にオススメ!
リゾート気分も楽しみたいし、歴史もかじりたいし、とにかく活気のある港町的場所が好き、という方にオススメなのはアマルフィです。ポジターノのビーチは観光客が溢れているけれど、アマルフィのビーチは地元民も多く庶民的な雰囲気が漂っています。アマルフィターノ(アマルフィに住む住民の総称)の活気のよさ、漁師気質な人柄は皆さんに元気をくれると思います。
しかも、アマルフィには海洋共和国時代の跡形があちらこちらに残っています。ドゥオーモの豪華さもアマルフィコーストの中で抜き出たクオリティです。また、中心地に清潔でアクセスの良い3ツ星ホテルが多くあります。
※アマルフィの情報は2007年1月号をご参考に。
2泊3日旅プラン
1泊目(到着日):アマルフィ内を散策、観光局でアマルフィコーストの地図・最新交通情報を入手
2泊目:ドゥオーモ内美術館、アマルフィ紙博物館、などアマルフィ観光後、@バスでラヴェッロへ 又はAフェリー又はバスでポジターノへ。その後アマルフィへ戻る。
最終日:アマルフィ観光後、次の目的地へ。

ラヴェッロは、音楽を楽しんだり、静寂の中で眠りにつきたい方にオススメ!
ビーチもいいけれど、もう少し落ち着いた雰囲気が好きな方にはアマルフィコーストの中で最も平和的な町ラヴェッロをオススメします。しかも、7月と8月には屋外ステージでのラヴェッロフェスティバル(音楽・ダンス・オペラ・モダンアートといったイベント)、7月8月を除く3月から11月まではヴィッラ・ルフォロ内でのラヴェッロコンサート(三重奏や四重奏がメイン)がひらかれているので、旅の一夜にコンサートを組み込む、なんていう贅沢な楽しみ方も出来ます。
※ラヴェッロの情報は2006年11月号をご参考に。
2泊3日プラン
1泊目(到着日):ラヴェッロ内を散策、観光局でアマルフィコーストの地図・最新交通情報を入手。同夜はラヴェッロコンサート又はフェスティバルで音楽鑑賞。
2泊目:バスでアマルフィへ、アマルフィ観光後ゆとりのある方はフェリーでポジターノへ。その後フェリー又はバスでラヴェッロへ。
最終日:ラヴェッロ観光後、次の目的地へ。


●知っておきたいアマルフィコーストの色々
バール編

バールは、旅の途中の休憩やミネラルウォーターを購入する際など、誰もが一度は利用するのではないでしょうか?いくつかのバールではバスのチケットなども販売しています。
気をつけたいことは、「立ち飲み」と「テーブル席利用」の場合、料金が異なることです。うっかりしてしまいがちなことの一つに、ジェラートを店頭で購入後テーブル席に座って食べると、ジェラートの値段が変わってしまうということ。マナー違反にならない為にも念頭においておくとよろしいかと思います。

レストラン編 今までアマルフィコースト便りでのレストラン紹介時、おすすめメニューを明記しなかったことがありました。そのため、頻繁にお客様から「おすすめメニューを教えてください」とのお問い合わせを頂くことがありますが、シーフードの美味しいレストランではその日の仕入れによっておすすめメニューが変わってしまいます(日本のおすし屋さんみたいな感覚でしょうか?)。
最近のアマルフィコーストでの食事の楽しみ方の流行の一つに「数種類のアンティパストをシェアし、プリモかセコンドを一人一品注文する」というスタイルがあります。日本の方の胃袋サイズにもアンティパストだと比較的軽めなので「数種類を少量ずつ楽しみたい!」というニーズにも合うかと思います。ぜひイタリア語で「Vorremo dividere vari tipi di antipasto. 数種類のアンティパストをシェアしたいです。」と言ってみてください!

プライベートボート編
アマルフィコーストは海側から見る景色も圧巻です。ちょっぴり贅沢をしてプライベートボートをチャーターしてみてはいかがですか?ライフセーバーの資格を持ったドライバー付きのプライベートボートをチャーターすれば、名所の説明もしてくれるので安心です。
理想的なのは、午前中に乗車し、海からのアマルフィコースト観光・海水浴を楽しんだ後、海岸沿いにある隠れ家的レストランでランチ。ボートに戻り再びのんびり観光・海水浴を楽しむという1日プラン(約6時間)ですが、午前中から3時間ほどチャーターする形でも十分楽しめると思います。
オススメプライベートボート会社は下記の二つ
ロマンティックボート アマルフィ:http://www.romanticboat.it/
アマルフィチャーター:http://www.amalficharter.it

さて、今回の連載はこれでおしまいです。短い間でしたが「アマルフィコースト便り」にお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。そして、このアマルフィコースト便りをきっかけにホテルに遊びにいらしてくださった方々や、暖かいメッセージをくださった方々にもこの場を借りて深くお礼申し上げます。

美しい景色・美味しい食事だけでなく、町の人々の温かさ・小さな町それぞれの個性にもここアマルフィコーストの魅力が溢れています。より多くの方にこの場所の魅力を味わっていただければとても嬉しく思います。
では、皆さんごきげんよう!また近いうちにお便りをお届けできることを楽しみにしております。


著者プロフィール
竹澤 由美(たけざわ ゆみ)
獨協大学外国語学部英語学科卒業
大学時代遊学したロンドンにて知り合った南イタリア アマルフィコースト ラヴェッロ出身の男性と結婚・ラヴェッロに移住。パートナー家族が営むホテル「ホテルルフォロ」を通じ各国からいらっしゃるお客様のアテンドをしている。
最初は困難だらけだった対面販売店での日々の買出し中や、社交の場・情報交換の場であるラヴェッロのピアッツァにてご近所さんとお喋りするのが大好き。
ブログ「南イタリア便り アマルフィコースト」:http://ameblo.jp/schiavo
「ホテルルフォロ」:www.japanitalytravel.com/guide/hotel/rufolo/top.html 

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